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本No20【からだを揺さぶる英語入門】言葉の宝石を体に埋める

今日、英語教室に行ったら、

お休みでした。

ちゃんと確認すればよかったです。

しかも、1か月に20記事更新しようと

決めていたのに、守れませんでした。

来月からは20記事更新します。

 

こんばんは。

わかばです。 

 

齋藤孝著「からだを揺さぶる英語入門」

何か英語を聞きたいと思い、

ずっと前に買っておいたこちらを読みました。

今、付属CDを聞きながら、これを書いています。

今日は齋藤孝著「からだを揺さぶる英語入門」を紹介します。

からだを揺さぶる英語入門

からだを揺さぶる英語入門

 

 英語のからだになる

英会話学校で、「しまった!」を英語で言うと何ですか?

と先生が聞かれて、わたしは「oops!」って答えたんですが、

クラスメートが「oops!」っていうのってなんか恥ずかしいね。

って言いました。

まさにこれで、英語をそれらしく話すのってなんだか恥ずかしい。

筆者はそのわけを

英語には英語に求められる身体性があり、その身体性を表に出すと、普段の自分とあまりにも違いすぎるから恥ずかしいのだと私は考えている。 

として、

いつもとは違う人格に変わらなければならない。 

と言っている。

〇〇語を話す自分

わたしも英語、中国語、スペイン語と勉強して、

それぞれの言葉を話す時に、それぞれのからだになるというか、

日本語を話す自分とは違う自分になるような気がしています。

そのとき、ある程度、語学学習が習熟してくると、

自分が越える一線が来て、そのとき、「〇〇語を話す自分」

になれる気がしています。

中国に留学していた友人は「やっと中国人とけんができるようになった」

と手紙に書いてくれました。きっとそういうものです。

音読しよう!

人格を変えるために筆者がすすめるのはやはり音読だといいます。

英会話となると、当人の英会話能力が大きくパフォーマンスを左右する。

しかし、英文を朗読するだけならば、その英文自体は英語の大家が書いたものであり、それを復誦する学習者の能力を問うものではない。誰もがやろうと思えばできる間口の広さをもっている。

でも、これは本当にそうで、

こういうトレーニングを積む⇒実践する⇒トレーニングを積む⇒実践する

をくり返すことが上達への道かなって思います。結局、近道はないです。

おぼえちゃおう!

ただ覚えるだけというと、

なんだか前時代的な語学学習と言われそうな気もしますが、

わたしはそうだと思いません。

何度も読み自分の中に取り込むことは、

言葉の宝石を身体に埋める

ことだと筆者も言っています。

その言葉が自分のからだの中に入り、自分の一部となる。すると、ただ知っているとか聞いたことがあるという次元とはまったく違う効果を発揮するようになる。それも一時的な効果ではなく、生涯にわたって、自分の中の鏡となり道しるべとなってくれるのである。

まとめ

勉強は楽しいということを改めて思い出させてくれました。

付属のCDもとても楽しくて通勤電車で聞いています。

英語はいかに「話す」がを求められますが、

「話す」というのは、反復練習に支えられているのだと

今更ながらに思いました。

 

そして最後に素敵な言葉

まずは単独者になることが重要である。自分一人で立ち、自分ひとりで方向を定めて歩き出す。集団の中にいようとも、一人で立ち歩くことができる。これが学習の基本だ。

 

語学学習に音読を。

では、また~。

 

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