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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

歌舞伎【源氏物語】光と闇というならば、光も見せてほしいと思った舞台

先日、TOEICを受けに行ってきました。

この次の回から問題形式が変わるということなので、

それまでに1回受けておこうと思っていたのです。

TIEICの準備としては全然できていませんでしたが、

英語自体はコンスタントに勉強しているので、

思ったより、力が落ちた!と感じることはありませんでした。

だけど、リスニングだけは毎日少しでもしたほうがいいな

と思いました。

 

こんばんは。

わかばです。

 

そして、TOEICを受けた後、

足早に向かったのが京都劇場

海老蔵さまを一目見んがため、走る!走る!

ギリギリになってしまうかなと思っていたのですが、

余裕を持って到着することができました。

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光源氏

今回の舞台は第2章。

朧月夜から須磨・明石までです。

そして、オペラ・能とのコラボした

総合芸術みたいな舞台になっていました。

初めて舞台に立つ海老蔵さまを拝見しましたが、

やっぱり、そのオーラはすごいと思いました。

ただ、舞台にたっているだけで吸い寄せられてしまいそうな

そのエネルギーは天性のものとしかいいようがないように思います。

まさに、光源氏を演じるにふさわしい。

舞台からとおーい席で見ていると

誰が出てきたのかわからない時があります。

でも、声を出されると「あ、これはあのひとやな。」とか

わかるんです。

しかし、今回明らかに海老蔵演じる光源氏が出てきているのに、

いつもの海老蔵さまの声ではなく、

やさ声になっていて、ちょっと混乱しました。

役作りのためだと思いますが、声ってあんなに変えられる?

ってくらい違う声だったので、びっくりでした。

オペラ

オペラのことについてはよくわかりませんが、

音楽はいいし、歌もいい、

切ない気持ち、寂しい情景をもりあげてくれますし、

音楽自体に違和感もありません。

が、フランシスコ・ザビエルのような衣装をきた歌手が

舞台の中に入ってくるのはいただけません。

そこだけ浮いたような違和感がありました・・・。

能のパートも長くて、セリフもなくて

ちょっとどうしようかな・・・

このままつづくのかな・・・って思えました。

途中、海老蔵さまの竜神の舞なんかも

挟まれたのですが、やっぱり能は難しいというか、

これは何を演じているのか?という予習または解説が

必要かなぁと思いました。

ストーリー

ストーリーは、おじいさんが出てきて、

ナレーターの役割を果たしています。

でも、このおじいさんが語りすぎて、

舞台上で繰り広げられるストーリーが少なくなっているのは、

残念だなと思いました。

コラボなので、歌ったり、踊ったりの時間が思ったより長く、

ストーリーを舞台上で楽しむというわけにはいきませんでした。

光と闇

そのナレーターのおじいさんが「光と闇」というキーワードを

連発し、「源氏は闇の中にいる」とばかり言うのですが、

確かにそういう場面ばかりなのです。

朧月夜と引き裂かれる場面とか明石の妻子と別れる場面とか

でも、闇を描くなら、光も見せてほしいと思いました。

朧月夜と逢瀬を重ねるとか明石の君と姫君と幸せそうに遊ぶとか。

光源氏の存在が光」というならそれもそうかもしれないけれど、

やっぱりいろんな場面があってのストーリーだし、

それを期待しての「源氏物語」だったので、

そういう歌舞伎エッセンスがあらかた抜け落ちていたのは

ちょっと残念でした。

おまけ

でも、その落胆を消し去るのが、

海老蔵さまの存在感でした。

最後に出演者が全員ステージに出てきましたが、

(そんなんいらんし、ちがうことしてと思いましたが)

その真ん中にピンクの衣装でたつ海老蔵さまには

本当にほれぼれしました・・・。

海老蔵さまを見られただけでも行った甲斐がありました。

 

次回は海老蔵さまの古典を是非みたいです。

 

そしておともだちがくれたおやつ~。

幕間にいただきました。

仙太郎さんのどらやき。春の香りいっぱいでした。

ありがとう~。

 

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人生に光を。

では、また~。