読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

本No30【新約聖書を知っていますか】人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

職場にお弁当箱と水筒を入れた小さなかばんを

忘れて帰ってきてしまいまして・・・。

「お弁当箱、忘れてるよ!」

とメールを送ってきてくださったり、

電話のついでに「忘れてますよ。」

と伝えてくださったり、さらには、

「洗っておいたからね。××においておくよ」と先輩からのメールが!!

なんだかんだ言って、いい職場なのです。

ありがとうございます。

 

こんばんは。

わかばです。

 

今日は、阿刀田高の「新約聖書を知っていますか」を紹介します。

新約聖書を知っていますか (新潮文庫)

新約聖書を知っていますか (新潮文庫)

 

 

日曜の朝

娘たちと日曜日の朝に近所の教会の日曜学校に行っています。

べつにクリスチャンというわけではないのですが、

聖書の内容を知ることは、

娘の後の人生でかなり役にたつと思っているからです。

実際、牧師さんが子どもたち向けに

紙芝居をしたり、皆で聖書の一節を朗読したり、

お祈りをしたりしているのです。

 

留学時代

わたしは十数年前スペイン語を学ぶため、

メキシコに留学していました。

メキシコは言わずと知れたカトリックの国なのですが、

そもそもカトリックとは何なのか?

キリスト教の教えとは?イエスの生涯とは?

をほとんど知らないで行ったので(おバカですね)、

メキシコ人と話しても、教会を見ても、聖書を知らないと、

やっぱり理解が半分以下なのです・・・

当時はそのことにも気づいていませんでしたが・・・(おバカですね)

 

なぜ、今?

なぜ、急にそのことに思い至ったのかというと、仕事の影響が大きいです。

日本語を教えていると、言葉で説明しきれないということがあります。

言葉の意味がわかっても、どうしてそこでそういうのか?ということです。

例えば、「いただきます」はご飯を食べるときいいます。

というのは教えられても、じゃあ、なんで「いただきます」っていうんですか?

ということなんです。日本人は「食べる」という行為をどう考えてきたか?

日本人は何を考え、何に価値をおき、どのように生きている人たちなのか?

それはずっと考えなければならない課題でもあります。

それと同時に、聖書を学ぶことはそれをバックグラウンドとしている人たちを

理解することになるだろうと思ったからです。

 

やさしくおもしろく興味深く

そうはいっても、いきなりの「新約聖書」はハードルも高くて、

なかなか読み進められませんでした。

そこで、何かわかりやすく説明した本はないものか・・・と

思っていたところ、この本に出会ったというわけなんです。

ここまでが前置きです・・・。

この本は普通の日本人の感覚で、有名な格言やエピソードについて

どうしてこんなことを言うのか?

このエピソードにどのような意味があるのか?ということを

著者なりの見解で解説してくれています。

それがとても面白いです。

 

信仰

著者は自分のことを「信仰を持たないもの」としていますが、

実際、一般的な日本人って信仰をもっていないのでしょうか。

よくいわれる「クリスマスを祝い、大みそかには寺に行き、

新年は神社に初もうでする」日本人は信仰をもっていないのかな?

信仰をもっていないというより、信仰というものが、

意識的でなく、無意識ですべて受け入れ可能・・・

というように感じるのですが、これもおいおい考えていきたいことです。

 

まとめ

本の中で何度も引用されていた

「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」

冒頭で記したように、わたしも誰かがお弁当を忘れていたら、

洗ってわかるところにおいておこうと思います。

誰かの優しさは確実に連鎖します。これこそが聖書の教えでしょうか。

 

もちろん、次は「旧約聖書を知っていますか。」を読むつもりです。

ほかの「知っていますか」シリーズも逐次読んで行きたいと思っています。

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)

旧約聖書を知っていますか (新潮文庫)

 

 隣人に愛を。

では、また~。