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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

映画No27【ルーム】世界は広い。なんでも試してみよう。

娘たちは今年9歳になります。

18歳で一応親離れと考えると、

ちょうど折り返し地点です。

すぎてしまった年月は速すぎです。

これからの9年も怒涛のように過ぎ去るでしょうから、

娘たちと過ごす時間を大事にしたいと思います。

 

こんばんは。

わかばです。

 

さて、今日もまた上映中の話題の映画を紹介します。

もう間に合わないかと思ったけれど、とりあえず走って走って、

朝一で見に行ったら、観客10人以下でした。当たり前か。

 

ルーム(2015/アイルランド・カナダ合作)

監督:レニー・アブラハムソン

主演:ブリ―・ラーソン

あらすじ:

施錠された狭い部屋に暮らす5歳の男の子ジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)と、母親ジョイ(ブリー・ラーソン)。彼女はオールド・ニック(ショーン・ブリジャース)によって7年間も監禁されており、そこで生まれ育った息子にとっては、小さな部屋こそが世界の全てだった。ある日ジョイは、オールド・ニックとの言い争いをきっかけに、この密室しか知らないジャックに外の世界を教えるため、そして自身の奪われた人生を取り戻すため、部屋からの脱出を決心する。

http://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/c/p/be/67/355360_001.jpg


映画『ルーム』予告編

母は強し

泣けて泣けてしょうがない映画です。

7年間も監禁されながら、子どもを育てるって

かなりの衝撃です。

出産とかどうしたんだろう?

離乳食のあげ方とかわかったんだろうか?

とかどうでもいい細かいことも気になりますが、

ただでさえ、大変な育児・・・。

よく精神保てたよなぁって・・・ほんと衝撃です。

(実話・・・?と思ったら小説がベースなんですね。)

 

子が母を強くする

劇中で主人公のジョイも言っていますが、

正気を保てたのは「この子を守る」のこの使命感だけ。

それだけで、この7年を耐えてきたんだなぁと思います。

そして、こどもがしゃべりだし、コミュニケーションが取れるようになると、

「このままではいけない」と思うようになる。

実際、子育てってそうで、一難去ってまた一難。

子どもの成長とともに、悩みや希望も変わっていくんですよね。

そして、親は育てているつもりでも、子どもと接することで、

親だって親として成長させてもらえます。

 

脱出のあとで

脱出シーンは本当にハラハラしました。

それと同時に、脱出後のジャックの目線で描かれる青い空、木々・・・。

吹き抜ける風さえも感じられそうなほど、美しいと思いました。

もう、完全にジャックにシンクロしていました。

脱出で「めでたしめでたし」なのではなく、

そこからがいばらの道でした。

そりゃそうですよね。7年間もの時間を奪われていたわけですから。

マスコミが押しかけてきたり、PTSDに悩まされたり・・・

 

希望ふたたび

よかったな~と思ったのは、バァバとその彼氏レオの愛情。

(字幕にジィジ、バァバって出てきてちょっと笑ってしまいました)

いろんな感情があるだろうけれど、子どもには関係ないと

それを押し殺して、やさしくていねいにジャックに接するバァバ・・・

ジャックの目線に立ち、心を開かせるようにふるまうレオ・・・

あぁ、人間は母親だけが子育てするのではない。

周りにいるみんなが愛情を注ぐことで、まっすぐ育つんだなって、

「I love you,Granma」ってジャックが言うと、バァバも言う

「I love you,too.Jack」

またこのあたりで号泣しました・・・。

http://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/c/p/63/c5/355360_006.jpg

おわりに

脱出前に、現在の状況を説明するために、

ジョイがジャックに

「世界は広いのよ」というシーンが良かったです。

そして、「何でも試してみようね。」

という言葉も。

とにかく子役がかわいくていい子でそれも衝撃でした。

特に、バースデーケーキのろうそくがないことで、

キレたりするところが育児あるあるな感じでした。

 

 

こどもたちに広い世界を。

では、また~。