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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

本No33【世界は終わらない】伯父さんが最後に読んでた本をください。

仕事に疲れていたのか

はたまた、キャンプに行って疲れたのか、

「熱のはな」ができてしまいました。

いわゆる口唇ヘルペスです。

子どもの頃はよくできていたのですが、

大人になってからは久しぶりです。痛い・・・。

 

こんばんは。

わかばです。

 

益田ミリの本が好きで、

ほとんど購入しているのですが、

そういえば、益田ミリさんの本で、

ブログに書いたレビューは1つだけでした。

↓こちら

wakaba78.hatenablog.com

ブログを始めたばかりの頃の記事です・・・。

 

益田ミリの本

そんなわけで、本日本棚から1冊選び、読み直してみた本はこちらです。

世界は終わらない (幻冬舎文庫)

 益田ミリさんの言葉は、

大勢の中の一人の普通の人間の

普通の生活のなかのちょっとした不安やもやもやなんかを、

あえて取り上げて「そうか、おまえはわたしのなかにいたんだね」

と受け入れてあげるような表現の仕方なので、

「あぁ、そう思ってるのはわたしだけじゃないんだな」って

安心できるような気がします。

 

土田です。32歳です。

物語の主人公は山形出身で東京の書店で正社員で働く

32歳の土田さんです。

本当にどこにでもいそうな人。

土田さんは書店勤務なので、

あらゆる出来事の鍵が本になっています。

30分もあれば読み切ってしまえるので、

本好きな人のひと時の清涼剤的な本として

おすすめです。

 

伯父さん

この土田さん、可愛がってもらった伯父さんを亡くすのですが、

伯母さんに「形見に何がほしい」と聞かれて

「伯父さんが最後に読んでいた本がほしい。」

と言います。

というのも、本好きの伯父さんの影響で

土田さんも本好きになり、書店員としての今の自分がある

と思っているからなのです。

 

人生最後に読む本

そこを読んだとき、

ある知り合いの方のお話を思い出しました。

その方はお母さんは御年90歳でしたが、

最近まで何の病気もされず、

ちょっと体調を崩されたと思ったら、

1週間ほどでお亡くなりになったそうです。

その1週間ほどの入院生活で、

体調のいい時は本を読まれていたそうです。

90歳を超え、人生が終わるその時まで本を読む。

37歳のわたしに本を読まない理由があろうか。

そう、最後の瞬間まで人生は続くのです。

 

仕事とは?

また、土田さんは

昨日のオレと今日のオレ、「ハンディターミナル」でピッとやったら同じ順位だな。人間の順位がわかる機械があったとしたら、オレはその機械で他人の順位を調べてみようとすんのかな・・・ 

 などと自分に自信なくボヤいているのですが、

孫を亡くしたお客さんのために

漫画を選んであげるという出来事があり、

そのお客さんとの出会いで、

仕事に対するモチベーションが変わり始めます。後輩は、

仕事増えても、給料は変わらないッスよ」

などと言いますが、

それでも、誰かの役にたつことに幸せを感じ始めるのです。

 

オレの人生は一回きりでいつか終わるということだけ。誰かよりマシな人生とかそういうんじゃなくて、オレ個人の問題なんだよなぁ

 

まとめ

給料の分、仕事やってりゃいいと思うか、

自分ができることをできる範囲で精一杯やって、

誰かに貢献することに幸せを感じるかは結局個人次第だなって、

土田さんの言葉に深くうなづいてしまいました。

 

おまけ

この本、何がおもしろいって、著者がでてくるのです。

それだけではなくて「すーちゃん」シリーズの

「すーちゃん」と「まいちゃん」も出てくるので、

益田ファンにはたまらない1冊だし、

益田ミリの魅力が満載の1冊だと思います。

最後にはこの本に出てきた本というまとめもあるし、

1冊1冊読んでいこうかなぁ~なんて気にもさせられます。

 

人生に本を。

では、また~。

 

 

世界は終わらない (幻冬舎文庫)

世界は終わらない (幻冬舎文庫)