言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

映画No36【さざなみ】さざなみはさざなみにおさまらず大きなうねりとなる

五月晴れですね。

でもまぁ、世界中のどこでも、

こんなお天気に恵まれるわけではないですよね。

わたしが以前暮らした中国のある地方都市も

一年中、曇りがちな土地柄でしたし、

イギリスなんかも、行ったことないですが、

曇りがちだっていいますもんね。

 

こんばんは。

わかばです。

 

さざなみ(2015/英)

最近2時間を超えるながーい映画が多いのですが、

こちら90分そこそこだし、話題の映画だしってことで、

観てみました。

アカデミー賞主演女優賞ノミネート!『さざなみ』予告編

監督:アンドリュー・ヘイ

主演:シャーロット・ランプリング

あらすじ:

結婚45周年を記念したパーティーを土曜に予定しているジェフ(トム・コートネイ)とケイト(シャーロット・ランプリング)の夫婦。だが、月曜に届いた手紙がきっかけとなって、山岳事故で命を落としたジェフの昔の恋人の存在が二人の間に浮き上がってくる。かつての恋人との記憶をよみがえらせてはそれに浸るジェフと、すでにこの世にはいない彼女に嫉妬を募らせていくケイト。次第に彼女はジェフに対する不信感を抱くようになり、長い夫婦生活で育んできた愛情や絆も揺るぎ始める。

(Yahoo映画より)

※感想、ネタバレを含みます。

正直よくわからない

これを観終わって映画館を出ようとしたとき、

うしろの方でおばさまたちが話しているのが聞こえました。

「わたし、ようわかるわあの人の気持ち~。」

「ほんま?でも、これは年いったもんにしかわからんやろなぁ~。」

といったことをお話しされていました。

ほんと!そんな感じです!

45年も一緒にいたのだし、

別に昔の彼女が遺体でみつかって動揺する夫くらい、

大きく包み込んであげればいいのに・・・って思ってしまいましたけど、

そういうわけにはいかなんでしょうかね?人による?

 

燃えあがる嫉妬心

「もし、彼女が死ななかったら彼女と結婚してた?」とか

屋根裏にしまってある、彼女の思い出の写真こっそり見てるくせに、

ちょっと夫が彼女の名前を出しただけで、

「名前出すのやめて!」って怒鳴りつけたり・・・。

最初は本当に「さざなみ」ほどの動揺であり、

嫉妬であったのだけれど、みるみるうちに膨れ上がり、

それはもう手の付けられないほどになっていくのでした。おぞましい。

その理由として、老人はヒマっていうのがあるのでしょうね。

田舎町で夫婦仲良くのんびりと過ごすぶんにはいいですが、

ひとたびトラブルと暇な時間と言うのは大敵。

ぼんやりしてる間によくない妄想はどんどん膨らみます。

 

傍目には仲良し。でも・・・

こちらの夫婦はですね。

もう崩壊寸前まで来ているにも関わらず、

結婚45周年パーティなん行います。

しかも日本の結婚披露宴くらいの規模のもの。

それで、みんなに祝福されているのに、

愛想笑いを振りまいている妻。

夫は始終上機嫌で、

妻に対する感謝の気持ちを涙ながらに述べ、

結婚式と同じ音楽でダンスを踊る・・・。

傍目にはいい夫婦でしょうが、実はドロドロです。

 

まとめ

まぁ、とにかくこの主人公の表情が陰気です・・・。

時間が経つにつれてより暗く、険しくなっていきます。

映し出されるイギリスの風景も陰気です。

きれいなんだけれども、空が晴れていないだけで、

ブルーになってきそうな感じです。

スト―リーもそれにあわせてか、

ゆーっくりゆーっくり進むのです。

ただ、音楽が良かったです。

何の音楽なのだろう。ぜひサントラが欲しいなって思いました。

 

心に五月晴れを。

では、また~。

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