日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

雑記【再会ディナー】それぞれの17年間とそれぞれの現在。それでも語学で生きる道。

オリンピックって感慨深いなぁと思います。

なぜかというと、あのオリンピックの時、

どこでどうしていて・・・というのが

いつも思い出されるからです。

例えば、

バルセロナ→中学生

アトランタ→高校生

シドニー→大学生、わたしの下宿で友達と柔道見てた。

アテネ→中国

北京→娘生まれたばかり、子育て真っ最中。

ロンドン・リオ→日本語教師。二児の母。

ロンドンからリオの間でそれほど

人生に大きな変化がないということが小さなショックでした。

目に見える変化がすべてだとは思いませんけれど。

 

こんばんは。

わかばです。

 

17年ぶりの再会

わたしは17年前にスペイン語を学ぶため、

メキシコに留学していました。

その当時の日本人の友人にこの夏、再会しました。

本当は、共通の友人も一緒に、

5月に会えたら、と思っていたのですが、

その時会えなかったので、改めて、ということになりました。

昔と違って、今はSNSで気軽に連絡が取れて、

本当にいい時代だなって思いました。

 

再会ディナー

メキシコつながりの友人と会うということで、

メキシコ料理を食べました~。

f:id:wakaba78:20160828103049j:plain

ケサディージャ

この中に細かく刻んで火を通したチキンとチーズが。

f:id:wakaba78:20160828103231j:plain

ワカモーレ

おいしい定番ですね。

こちらをアテにビールを飲んでいました。

替え玉ならぬ、替えトルティージャチップスもできます。

 

お店はこちら→ラホヤ (lajolla) - 烏丸御池/メキシコ料理 [食べログ]

 

わたしたちは、メキシコに住んでいる時、

よく日本料理屋へ行っていたのですが、

日本へ帰ってきたら帰ってきたで、

メキシコ料理を食べるなんていうのは、

ちょっとアンビバレンツだね~なんて笑いました。

 

それぞれの17年。

彼女と最後にいつ別れたのか、

思い出せませんでした。

でも、日本で会った記憶はないので、

多分、メキシコのどこかでバイバイしたきりです。

「日本で会おうね!」といいかげんな約束をして。

まさか17年後になるとは思いませんでした。

詳しくは書けないけれど、

彼女の17年間の話はすごく興味深かったです。

何かのドキュメンタリーを見ているようでした。

 

それぞれの現在

彼女はスペイン語で仕事をされているのだけれど、

英語、スペイン語、中国語とどれも中途半端な

わたしに対して、

彼女は「スペイン語を極めたい」と言っていました。

それは、すごく素敵な決意表明だなと思いました。

まわりからどう思われるかを気にせず、

自分のアドバンテージを活かしながら、

軽やかに自分の道を極めていこうと進む彼女は

アンデスの空を飛んでいくコンドルのよう。

わたしはそのコンドルを見上げるアルパカの群れの一頭のような

気がしないでもなかったんですが、

彼女の軽やかさを目標に、わたしはわたしの道を進もうと決心しました。

 

それでも語学で生きる道

わたしたちは二人とも、一旦、語学と完全に離れて、

そして、またくっついて語学で生きていることが

共通点でした。

「語学で食べていく」ということは今までも、簡単ではなかったし、

これからAIの時代になってもっと難しくなっていくことが

予想されています。でも、

 

「わたしはどんな人生を送りたいのか?」

 

それを追及していけば、時代の流れも周りの環境もあまり関係なく、

自分がどういう態度で「語学」と生きることを

選んでいるか?だと彼女に気付かされました。

 

あなたも決意表明を。

では、また~。

 

日常のあれこれ☆こちらもどうぞ

wakaba78.hatenablog.com

wakaba78.hatenablog.com

wakaba78.hatenablog.com