日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

本No53【とらわれない生き方】頼りがいのある自分になるために

キンドルペーパーホワイトが欲しい。

しかも、プライム会員は4000円OFFって。

買っちゃおうかな……!

 

こんばんは。

わかばです。

 

ずっと読書の記事を書いていなかったんですね。

この前の記事は9月30日でした…。

本、読んでいなかったわけではないのですが、

映画のほうに重心がかかっていましたね。

さて、本日紹介する本はこちらです!

 

ヤマザキマリ著 とらわれない生き方

本屋で見かけて、ネット古本で買いました!

「テルマエ・ロマエ」の著者のエッセイ集です!

とらわれない生き方 悩める日本女性のための人生指南書

著者のこと、全然知らなかったんですが、

昨年、読んだホリエモンの本で、

ホリエモンと対談されてて、

それがすっごくおもしろくて気になってたんですよね。

wakaba78.hatenablog.com

 

ヴィオラ奏者の母のもとに生まれ、

幼くして父を失い、17歳でイタリアに渡って絵を学ぶ?

シングルマザーになって子どもを育てる?

凡人わかばには想像もできないような、

波乱万丈の人生を歩んできた著者!

さぞや、強靭なメンタルの持ち主!

と想像しますし、実際そうなんでしょうけど、

書いてある内容は、いたって普通というか、

「そうだよねー」とうなづきながら読めるエッセイです。

 

どんな人にも子供を育てるのは大変だし、

日本語教師でも漫画家でも

好きな仕事で生きていくには、

それなりの覚悟が必要だってことが、

著者自身の経験を通して、

語りかけるように書かれています。

 

で、この記事では、

ヤマザキマリさんの習慣で、

これは取り入れようと思うものを、

3つ、ピックアップしてみます。

 

①マザーを育てる!

マザーって何やねん?!なんですが、

私の中には常にもう一人の自分がいるんですが、そのもう一人の自分のことを「マザー」と呼んでいます。心の核に存在する、ゆるぎない自分という感じでしょうか。

なるほど・・・。

自身を幽体離脱のように、遠くの視点から客観的に見て、「私の軸、マザーはこれがやりたいんだ」と把握し、「じゃあ、肉体である私はその分働くから」と動く自分がいる。マザーは「何があっても大丈夫だから、やっておいで」と、働く私を送り出してくれる感じです。

迷うとき、悩むとき、自分の心の声に耳を傾ける、

みたいな言い方することがありますけど、

そういう感じですね!

その声の主が「マザー」。

私も一時、日本語教師の授業がなくて、

旅館に働きに行ったことありました。

「子供を預けてまで、そんなことする必要ある?」

って思いましたけど、多分マザーが、

「今はやるっきゃないよ」って言ってた気がします。

②人生は楽しいということを身をもって教える!

子どもを産むには2つの覚悟が必要になる。子どもを育てる覚悟と、それと同時に自分も幸せにする覚悟です。

これ、ほんと名言です。

ママ友たちと話していると不幸自慢が始まることが多いです。

「旦那が協力しない」「子どもがやんちゃで大変」などなど。

わたしもそうだったけど、

自分が一番大変だっていうアピールしかない。

3歳を越えたら、いったん子供から離れることも大事です。

そして、自分のことも大切にしましょう。

おしゃれをするもよし、ジャニーズにはまるもよし。

幼稚園の先生、友達、近所の人、じじばば。

いろんな人と交わることで子どもは大きくなるし、

ママは自分の人生の道をみつけましょう。

…ってずっとひそかに思ってたけど、

あまり大きな声では言えなかったこと、

著者も同じように言っていてなんだかホッとしました。

もっとも大きな責任は人生は楽しいということを身を持って教えることです。子どもがいても「自分の人生」を親は楽しんでいることを伝えなきゃいけない。

 

いい子育てはまず親がよく生きることから始まるんだと思います。

 

③「頼りがいのある自分」になる!

著者は中2で1カ月ヨーロッパを旅して、

その1カ月の旅の中で何事も自分の力でなんとかするしかない。「頼るのは自分しかいない」という感覚を手に入れました。

と書いています。 

わたしも20歳の時、留学でメキシコへ行くとき、

恩師によく「自分ひとりで何でもできるようになりなさい。」

と言われました。

メキシコでの1年間は、たくさんの人に助けてもらいながらも、

自分でなんとかなった1年間でした。

子育てをしながらの仕事も、

頼りがいのある自分を育ててくれました。

家族に対しても、職場に対しても、

我慢もしなきゃいけないけれど、

主張もしないといけない。

いろいろ悩んだけれど、

10年経ってここまで来られた感があります。

これから、もっと「頼りがいのある自分」を、

育てていきたいなと思っています。

 

 思えば、自分の人生をダブらせながら読んでいたこの本。

自分の半生を振り返りつつも、これからの人生も楽しむぞ!

と背中を押してくれるような本でした!!

 

あなたもとらわれない生き方を。

では、また~。

 

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