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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

映画No68【リリーのすべて】分かり合うって?自分らしく生きるって?そんな問いに答えのカケラをくれる作品

故郷では雪が1メートル近く積もっているみたいです。

そんなの子どもの時以来なので、

帰って雪と戯れたいなぁと思っております。

 

こんばんは。

わかばです。

 

リリーのすべて(2015/イギリス)


映画『リリーのすべて』予告編

監督:トム・フーパー

主演:エディ・レッドメイン

   アリシア・ヴィカンダー

あらすじ:

1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を依頼される。その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め……。

 (Yahoo映画より)

 

 というわけで、劇場で観たいと思いつつ、

観逃していた「リリーのすべて」が、

アマゾンプライムに追加されているということに気付いたので、

早速、観てみました。

 

以下、あらすじ、ちょっとネタバレあります!

 

http://img.eiga.k-img.com/images/movie/82988/gallery/lili_newmain_large.jpg?1450232380

 

すごいなぁ!エディ・レッドメイン!

もう、いろんなところで書かれているので、

今更なんですが、素晴らしかった!

性同一性障害に悩むアイナー、

というかリリーを演じていました。

「博士と彼女のセオリー」と同一人物とは信じられません。

こういう、いろいろできる役者っていいですよね。

でも、本作と「博士の~」って両方夫婦の絆の物語という点で

共通してますね!

wakaba78.hatenablog.com

 

監督は、トム・フーパー

「英国王のスピーチ」の監督です。

「英国王~」もいい映画でした。もっかい観たいな。

あと、ハンス役の人、

どっかで観たことあるなぁと思っているんだけど…

どこかの国の大統領に似ているのかなぁ…

アイナーの妻、ゲルダ役のアリシア・ヴィカンダーって

スウェーデン人なんですね。

全編ほぼ英語なんですが、イギリス英語なので、

すごく聞き取りにくかったです……

 

相手を理解しようとする強さ

わたしは特に、妻のゲルダに共感してました。

ゲルダは画家で、自由奔放で魅力的な女性。

自分を偽らないし、ありのまま。

初めは、面白半分に女装させていたのだけど、

実は大好きな夫が、性同一性障害だと知って、

ちょっとショックを受ける。

でも、そのショックを彼女なりに受け入れて、

その夫を絵に描くことで昇華させていく。

苦しみや哀しみ、複雑な人間の心が

込められた美しい絵は多くの人の心をつかみ、

ゲルダは絵で成功を収めていく。

 

自分らしく生きるという希望

ゲルダがそんな風にして自分らしく生きる一方、

アイナー(てか、リリー)は自分は女である

という確信をより強くしていく。

リリーとして女装する時間が長くなり、

ゲルダは愛するアイナーがもうそこにいないことに傷つく。

「女である」と思いつつ、そうは生きられない苦しみ。

そして、命をかけて人類初めての性転換手術のことを

聞かされたときの希望に満ち溢れた表情。

ほんの一瞬だったけど、この演技は本当にすごかったよ。

 

二人を支えてきた美の追求

 

リリーはどうすればもっと美しくなれるのか?

と追及しはじめます。(というように感じました)

つまりリリーは女は美しい。だから女になりたい。

わたしは心は女なのに、

どうしてこんな体を持って生まれてきたの?

そういう思いがぐるぐる渦巻いているような表情でした。

覗きバー?(小窓からストリップが見られるところ)

に言って、ストリッパーのしぐさを真似してみたり、

足をそろえてみたり、

まあそうしているのが自然なんでしょうね。

そして、そんなリリーを何も言わず、

ひたすら絵に描くゲルダ。

ふたりは美と共通点として結ばれた親友のようでした。

http://img.eiga.k-img.com/images/movie/82988/gallery/main_large.jpg?1449108454

 

そして全編を通して画面が蒼。

ゲルダの服も、風景もとにかく蒼を

感じさせる映画でした。

名作です。

 

あなたも、映画を。

では、また~。

 

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