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日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

映画No87【二重生活】モヤモヤは尾行では解決できない

なんだか正月らしくない正月をすごしている

2018年の正月。

初もうでにも行ってない。

だからというわけではないけれど、

年末に観た映画のレビューです。

 

こんばんは。

わかばです。

 

二重生活(2015/日本)

二重生活


『二重生活』映画オリジナル予告編

監督:岸善幸

主演:門脇麦

あらすじ:

 大学院に通う25歳の珠(門脇麦)は、19歳のときに遭遇したある出来事をきっかけに長い間絶望のふちをさまよっていたが、最近ようやくその苦悩から解放された。彼女は一緒に住んでいる恋人卓也(菅田将暉)と、なるべくもめ事にならないよう、気を使いながら生活していた。あるとき、珠は恩師の篠原(リリー・フランキー)から修士論文の題材を提示され……。

解説・あらすじ - 二重生活 - 作品 - Yahoo!映画

 

オススメ度 ★★☆☆☆(2.3)

 

以下、ネタバレがあります 

原作と監督とキャスト

原作は小池真理子著「二重生活」

二重生活 (角川文庫)

二重生活 (角川文庫)

 

原作は読んでいません。

 

監督は「あゝ荒野」の岸善幸監督。

wakaba78.hatenablog.com

「あゝ荒野」がすごくよかったので、

長編の第1作目だという本作がちょっと気になっていました。

 

主演は門脇麦。

彼女を始めてみたのは、

2013年大河ドラマ「八重の桜」でした。

山本覚馬の娘・山本久栄役だったのだけど、

なんとなくしっくりきておらず、

いいイメージなし。

だけど、その後彼女は愛の渦

身体をはった演技を見せる。

本作でも、自分があるんだかないんだか、

ふにゃーとしているようで、

芯のありそうな大学院生・珠の役をのびのびと演じている印象。

https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/e/r/ce/38/201606230020001view.jpg

尾行される既婚男性・石坂に長谷川博巳。

そういえば、彼も「八重の桜」にでてましたね。

かなり病んでるっぽい大学院の

指導教員役にリリー・フランキー。

珠と同棲している恋人・卓也役に菅田将暉。

何を隠そう、この映画を観ようと思ったのは

 菅田将暉がでていたからなのだ!

 

ってことはさておき本題。

 

尾行する哲学って何や?!

そこがそもそもわからない。

最後に珠が修士論文を書き終えるところで、

「尾行対象に自己を投影し、

 その人とのつながりがナンチャラカンチャラ」

ともっともらしいことを話しています。

が!そこのところが腑に落ちませんでした。

 

それに、この映画は尾行シーンがメインになるわけです。

でもね、それ尾行じゃないから!

単に後つけて行ってるだけだから!

ってこっちがヒヤヒヤします。

しかも、ヒールとかはいてるし。

 

そっちのセリフのほうが陳腐や!

もちろん、尾行はバレるどころか、

名前までバレて、その上その対象と

ホテルに行ってしまうという有り様。

そこで、今までの「苦悩」を泣きながら

尾行対象に愚痴るんですが、

また、その尾行対象もその愚痴を聞いて

「陳腐だな」

ってところまではよかったのですが、

「この世のなかで満たされている人間なんていないんだよ」

というコメントこそ陳腐で苦笑いしてしまいました。

 

コッチのモヤモヤはいつ解消してくれるん?

一方、同棲してる彼氏には

尾行していることを言えず、

最後にバレてフラれる始末。

 

それでも、最後に修士論文を提出して、

一応、主人公の中では答えがでたらしく

さっぱりとしたお顔で横断歩道を渡ってゆくのを

眺めるコッチは全然「モヤモヤ」が解消されていません!

というわけで、今から思うと何がいいたかったんやろうな

この映画……というのが正直な感想です。

 

 

 

では、また~。

 

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