言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

第1回「あきらめ会」無事終了!幸福になるということは人格になるということ。

金曜日夜、第1回あきらめ会

土曜日午前、勉強会で模擬授業

土曜日午後、セミナー参加

日曜日、娘とその友達を連れて大型公園へ

本日、婦人科受診とたまった仕事を片付ける。

というわけでバッタバタな週末をすごしておりました。

 

こんばんは。

わかばです。

 

というわけで、週末のいろいろについて、

順次UPしていきますね。

 

まずは、第1回「あきらめ会」から。

 

 

 

嬉しいことに2名の参加者がありましたー(パチパチ)

本当にありがとうございました。

 

で、7時ちょうどにそろいましたので、

軽く自己紹介。

その後、わたしから、この会の主旨や

今回の課題本「人生論ノート」を選ぶに至った経緯などを、

レジュメをもとにお話ししました。

 

課題本はこちら。

人生論ノート (新潮文庫)

 

レジュメは100分で名著「人生論ノート」の

第1回をまとめたもの。

ここで「人生論ノート」とはどんな書物なのか?

「三木清」とはどんな人物なのか?

をざっくりと把握しました。

 

そしてみんなで目次を眺めて

「死」「幸福」「嫉妬」「成功」「旅」・・・

など23のテーマから、参加者の方に読みたい章を

ひとつ選んでもらいました。

 

最初の方が選ばれたのが「旅について」

次の方が選ばれたのが「幸福について」

わたしが選んだのが「成功について」

 

今回はこの3つを輪読しました。

 

輪読って初めての経験だったんですが、

とってもいいですね。

ひとつの文章を、みんなで共有することによって、

みんなのものになっていく感覚は

初めて味わうものでした。

読書は楽しいし、楽しみ方は無限にあるんだなーと。

 

旅について

最後から2つ目の章です。

その章の最後の文が

人生そのものが実に旅なのである。

 

で締めくくられています。

 

筆者は、旅は日常からの解放であるけれども、

実は人生こそが旅なのである。

目的地に到達することが大事なのではなく、

過程が大事である。

旅は漂泊の感情を呼び覚ます。

 

この「漂泊」というのがキーワードらしく、

何度もでてきますね。

わたしたちは目的地に向かって最短距離で人生を突き進んでいると

自分では思っているかもしれないけれど、

実は大海原の流木のごとく、漂泊しているだけなのかもしれません。

 

そして、このようにもいっています。

 

旅において出会うのはつねに自分自身である。自然の中を行く旅においても、我々は絶えず自己自身に出会うのである。旅は人生のほかにあるのではなく、むしろ人生そのものの姿である。

 

なんとなく分かる気がして、心に残りました。

そして、わたしたちがよく掴めなかった言葉がこれ。

旅することによって、賢いものはますます賢くなり、愚かなものはますます愚かになる 

いったい、どういうことなのか? 

これからも読んでいけば分かるようになるでしょうか。

 

幸福について

 

これはすごく難しかったです。

最初と最後の文章はわかりやすかったのですが、

真ん中の「死」と絡んだところは、

「?????」でした。こむずかしいというか。

ただ、その分、わかりやすいところに

さらに光があたるみたいで、

心に突き刺さるのでした。

 

機嫌がよいこと、丁寧なこと、親切なこと、寛大なこと、等々、幸福はつねに外に現れる。(中略)おのずから外に現れて他の人を幸福にするものが真の幸福である。

 

つまり、「幸福」というのはそういう状態じゃなく、

そういう「人格」。つまり「人」

「幸福な人」というのは「我」を忘れ、

「欲」を忘れ、

「怒」を忘れた、

宮沢賢治の「雨にもまけず」のデクノボーのような人のことなんじゃないか

という結論に達しました。

そういう意味でわたしも幸せになりたいと思いました。

 

成功について

 

 

わたしはこの言葉で目が覚めるようでした……

成功と幸福をごっちゃにしてました。

ごっちゃにしている人はいっぱいいるはず……!!

また、こうも言っています。

 

幸福は各人のもの、人格的な、性質的なものであるが、成功は一般的なもの、量的に考えられ得るものである。だから、成功はその本性上、他人の嫉妬を伴いやすい。 

 

そこでこんなご意見が。本当の友だちって、

自分が嬉しい時、自分と一緒に喜んでくれるひとのことだと思う!

と。

 

それほど、世の中には嫉妬が渦巻いているということでしょうかね。

「昇進されれたんですね。おめでとうございます。」

と言っておきながら、腹のなかには黒いものがぐるぐるしている……

 

なぜ、こんなにも世の中には嫉妬がうずまいているのでしょう。

それを避けるコツは?

自分が嫉妬や怒りからぬけ出すことのできる道はあるのか?

 

またまた、この本を読んでみなさんと考えたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

来月の開催日時は未定です。

が、必ず開催します!

(毎月最終週金曜日の19:00~にしたいと思ってます)

 

PS 来月までにこの本を読もうと思っています。

みなさんもぜひ!

 

三木清『人生論ノート』を読む

わかば