はぁ~もう11月も終わりですねぇ。
今年も残すところあと1か月。
年々、1年が過ぎゆくスピードがアップしてゆくのを、
恐ろしく感じながら、何もできず焦りばかりを感じております。
この「時間」っていったい何なのでしょうか?
こんばんは。
わかばです。
今日の映画は、「博士と彼女のセオリー」(2014/英)です。
監督:ジェームス・マーシュ
キャスト:エディ・レッドメイン(アカデミー主演男優賞)
フェリシティ・ジェームス
あらすじ(「シネマトウディ」より)
天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。
時間って何なんでしょう。
この映画を見ている間、
この考えが頭の片隅にずっとありました。
時間って何だろう。
時間が過ぎれば、
別れがあり、
出会いもあり、
子どもが大きくなり、
自分は年老いて、愛の形も変わっていく。
切なく、もどかしく、あたたかい物語でした。
ホーキング博士はおいといて、
ジェーンに注目すると、
彼女がホーキング博士に会ったとき、
本当にかわいいのです。
かわいくて、意志が強く、ユーモアもある女の子。
博士と恋に落ち、余命2年と分かっていながら、
結婚します。
そこまでは感動物語。
でも、時間は続きます。
息子が生まれ、ホーキング博士は科学者として、
成功を掴んでいきます。
でも、ジェーンは毎日毎日、子どもと博士の介護に追われます。
それは誰にも評価されません。
このあたり、世のママさんは、
すごく共感できると思います。
詩を専攻していたジェーンは、
子どもが騒ぎまわる中、詩の本を広げますが、
子どもがやんちゃするので、ゆっくり本など読んでいられず・・・
クマができた顔を伏せ、ため息をつく・・・
あのかわいらしいジェーンはどこに?
それはジェーン自身が思っていたことかもしれません。
ジェーンは実母の薦めで、聖歌隊に入ります。
それで、そこの指導者ジョナサンと仲良くなり、
ジョナサンが、つい最近妻を亡くしたばかりということもあり、
子どもの世話や、博士の世話を手伝ってもらいますが・・・
時は流れます。
同じ時を過ごすうち、二人の距離はどんどん縮まっていき・・・。
最終的に、ジェーンは博士と別れて、
このジョナサンと結婚します。
最後は、女王から博士とジェーン二人そろって
勲章をもらい、宮殿で遊ぶ子どもたちをみて、
「僕たちがつくったものだ」(うろおぼえ)
みたいなことを博士がいうのですが、
それを最後に言うなら、もう少し、子育ての描写もあればいいのに
と思いました。
でも、いい映画でした。
いい映画は心の栄養。
では、さようなら~。