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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

本No2【みちこさん 英語をやりなおす】

語学学習でわからないところがあったら、

どうしますか?

私はそういうものだと思って、

覚えてしまおうとしてしまいます。

「なぜこのような構造になっているのか?

 なぜこういう表現をするのか?」

ということを、あまり考えずに覚えてしまうのです。

また、それが語学学習のヒントだと信じて疑わなかったんですが、

実はそうではないという確信を得たのはこの本を読んだからです。

 

 

「みちこさん 英語をやりなおす」

益田ミリ 著

ミシマ社

みちこさん英語をやりなおす (am・is・areでつまずいたあなたへ)

みちこさん英語をやりなおす (am・is・areでつまずいたあなたへ)

 

 

 

益田ミリの著作って好きなんですよね。

なんだかホンワカしていて、

ちょっとしたモヤモヤとか、

小さな喜びを

丁寧に言葉にしている感じがあって、

「そうそう・・・わかるぅ・・・」

と思って読んでいます。

 

さて、この本ですが、

40代の主婦みちこさんが、

家庭教師とともに英語を1から勉強しなおします。

 

学生のころ、

わからないところをわからないままにしたものを

もう一度自分の前に広げてみて、

考えてみるというお話です。

 

なぜ、単数と複数の違いがあるのか?

「a」と「the」の違いは?

Be動詞というのは何か?

などなど・・・

 

それは英語という言葉、

それを話す人の考え方を紐解いていく作業です。

 

実はその作業をしているとみえてくるものは

英語であるとともに、日本語でもあるんです。

私たちが今使っている日本語の性質、

つまり、日本人の考え方です。

 

外国語を学ぶということは、

自分の言葉を学び直すことでもあるんです。

 

家庭教師の先生と二人で、

「わかる」「できた」「そういうことだったんだぁ~」

を分かち合う姿はまさに祝祭です。

楽しそうで、うらやましい!

 

教育とは本来こうあるべきなんですよね~。

教師から学生に一方的に知識を与えるだけのものではないんです。

遠くにある真理に向かって、お互いに手を携えて

進むイメージです。

 

このイメージをわたしも大切にしていきたいと思います。