日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

本No3【最後の英語のやり直し!】つべこべ言わずに努力せよ!

先日、TOEIC受けに行ってきました。

別に仕事で英語使うわけでも、

転職を試みているわけでもありません。

ここ3か月、仕事を少なくして、(身の程知らずも甚だしい!)

余裕と時間ができたんです。

そこで、何かしようと思ったのが語学学習→英語学習だったというわけです。

まぁ、せずにはいられないことが語学なんでしょうか?

私の場合。つまりは語学ヲタということになるのかもしれません。

というわけで、今日の本は

「最後の英語のやり直し!」です。

勝間和代

 

最後の英語やり直し!

最後の英語やり直し!

 

 

 

 

この本が私に教えてくれたことは、

「モノにしたいなら、それ相応の時間をかけ、努力せよ」

ということです。

 

 実際、私も今英語をやり直し中ですが、

英語なんて、今の日本では使うことありません。

だから、上達しないのではないか?

逆に言えば、留学すれば、わりと簡単に語学は上達するのではないか?

多くの人がそのように思っていると思います。

 

だけど、私が最近思うのは、

留学しても上達はその人次第だし、

留学しなくても、上級レベルまで行くことはできるということです。

 

スペイン語を勉強しにメキシコに行っていました。

勉強はあまりしなかったので、成績はよくありませんでした。

だけど、ネイティブスピーカーとアパートをシェアしていたので、

日常会話は不自由しなくなりました。

当時の私はそれで満足してしまっていました。

読み書きができ、

ある事象について第2外国語で意見が言え、

他人を納得させることができること。

そこまで行くには、私はあまりにもコドモだったということです。

 

留学生活の終わりに、キューバへ行きました。

メキシコシティからのツアーだったのですが、

バスに乗り込むと、「おはようございます。ようこそキューバへ。」

と日本語でいう中年オヤジがいたのです。

このツアーのガイドだったのですが、彼はまったくの独学で、

日本語を勉強していました。

その後流暢な日本語で私たちを案内したのはもちろん、

質問攻めにあいました。

彼は一生を多分キューバで終える人でしょう。

でも、努力次第である程度の日本語力にはなるのです。

 

その時は「すごいね」くらいでスルーしていた出来事でしたが、

今思い起こせば、彼の努力はすさまじいほどだったことが予想されます。

 

つまり、対象言語が使われている環境をつくるのは大事です。

でも、それだけではだめなのです。限界があります。

 

読み、聞き、口に出してみる。

考えて、書いてみる。

そして、それを繰り返す。

それは孤独な作業です。

でも、世界中どこにいてもできることです。

 

そうして、それを使ってみる。

幸い今は、SNSなどを使って、

海外にいる人とコミュニケーションをとることもできます。

いろいろなサイトやアプリもあり、

自分の部屋にいるだけで、昔の留学と同じような効果を

得ることができるといっても過言ではないのです。

(というようなことを筆者も言っています)

 

結局、学習の正体は「試行錯誤」だと私は思っています。さまざまなやり方を試して、自分なりに取捨選択して、その中で自分に合ったもの、役だったものを残すしかないわけです。

 

試行錯誤を続けながら、私も頑張ろうと思います。

 

頑張るあなたに心からのエールを!

では、さようなら~