近所を歩いていると、
庭先の梅の木が濃いピンクの小さな花をつけています。
「あぁ、春がきたぁ」と思います。
どんなに寒くても、
そんなに寒くなくても、
冬が終われば、春が来る
というのを目の当たりにして、
ちょっとほっこりしています。
こんばんは。
わかばです。
現在、第八番まで制作されているシリーズの一番最初の作品です。
月からみた地球
ラッセル・シュウェイカートのドキュメンタリー。
夜空が大好きだった少年が、いつしか本当に宇宙飛行士となりました。
宇宙で同僚に「ちょっとそのまま5分待ってて」と言われ、
その間に、自分は宇宙の一部であるということに気づかされたといいます。
この映画の全編にわたって「わたしたちの命は、宇宙の、地球の一部である。」
というメッセージに貫かれています。
水の美しさ
映画のなかでは、様々な「水」の姿がうつしだされます。
それは、太陽の光を浴びて輝く水面であったり、
急流の流れの水しぶきだったりするわけですが、
その美しさに感動します。
水は私たちの命を奪うものでもあるけれど、
水は私たちにエネルギーをもたらすものでもあります。
わたしたちは水を通して、地球とつながっているみたいです。
自分を知るということ
ラインホルト・メセナ―は800メートル級山々を、
酸素ボンベや無線なしで、しかも単独で登った登山家。
彼は「なぜ山に登るのか?」と言う問いに
山を征服したいのではなく、のぼれるというとこを証明したいのでもない。ただひたすら自分を知りたかったのです。
と答えるのにシビれます。
まさに、挑戦をするということは、自分にそれができるのか、できないのか、
それを明らかにしていく過程なのかもしれません。
メセナ―のように8000メートル級に登らなくても、
日常のなかで、いろいろなことに挑戦していったらいいのだと思います。
生命力の通り道
家族でキャンプに行って、森の中にたたずんでいる時、
こどもと海に入って泳いでいる時、
「癒される」と感じることがあります。
それはどうしてなのか?
森の木や緑、海の水、太陽の光にはたしかにエネルギーがあって、
わたしたちはそれを自分の中に取り込むことでエネルギーを得て、
また、それを自然に還元しています。
人間はいわば生命力の通り道のようなものだ。
穏やかさと楽観
登場人物の方々はみな、
表情が穏やかです。
そして、地球の未来について尋ねられたら、
危機感をあおるばかりでなく、
非常に楽観的に、「人間と生命の力を信じる」
という答えが返ってきます。
それは5人の登場人物に共通して言えることです。
まとめ
「100分de名著」でアドラー心理学のことを学んだ時に
「苦しい時はより大きな共同体の声を聞け」という名言に出会いました。
そして、最も大きな共同体というのは「地球」だと思い至りました。
そう考えれば、毎日をもっと大切に生きられそうな気がしてきました。
大きい映画でした。言葉が拙くて、上手く伝えられないのが残念です。
地球はそれ自体が大きな生命体である。
すべての生命、空気、水、土などが
有機的につながって生きている。
これをGAIA(ガイア)と呼ぶ(ジェームズ ラブロック)
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