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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

本No46【貴様いつまで女子でいるつもりだ問題】ピンクが苦手なのは、あなたか自分の女性らしさを認めていないから。

ある日の昼ごはんに食べたつけめん

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これを食べるまでに30分以上かかってまして・・・。

行列に並んでまで食べるってことをわたしは基本しません。

だけど、ここは町家をリノベした店になってまして、

うなぎの寝床のつきあたりに庭があって、

そこにいっぱい人が並んでいたんです!!

もう食券を買ったあとやったんです!!

そやから、しゃーなしに並んだんです!!30分以上も!!

そりゃーおいしかったですよ

お店はコチラ↓

和醸良麺 すがり - 四条/ラーメン [食べログ]

 

こんばんは。

わかばです。

 

ジェーン・スー著 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題

あぁ、それにしても

わたしはいつから一人でラーメン屋に行くようになったのだろう。

「一人でラーメン屋なんて入れません~」という女の子がいたら、

わたしは苦笑し、または、ため息をもらし、

「わたしは一人で行くよ。」と鼻息荒く言うでしょう 。

そして、わたしはなぜ、

ラーメン屋にも牛丼屋にも一人では行けない女子ではないんだろう。

今まではそういう問いにあえてフタをして生きてきた。

そして、同じ匂いのする女子と巡り合い、友情を深めてきた。

今日、一冊の本との出会いで、その「問い」のフタを

自らこじ開けることにしました。

そういう気分にさせてくれた本!

それが、今日紹介するこちらの本です。

 

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)

 

 ピンクと和解せよ

もうね、こんなに共感できるエッセイ。

わたしは、ほかで読んだことがありません。

小気味よいリズムで書かれる文章。

笑いを誘う言葉のチョイス。

そして、未婚と既婚の違いはあれど、

なぜか筆者と立ち位置が同じに感じてしまう程の、

心に刺さる言葉の数々・・・

ピンクは好きですか?(中略)子どもの頃からずっと、私はピンクが大の苦手でした。(中略)しかし、正統派な女の子は往々にしてピンク好きが多い。そして、わたしはピンクと気負いなく戯れる彼女たちを見ると、なぜか胸が潰れそうになっていた。

わかるー。

めっちゃ、わかるー。

わたしもピンクが大嫌いだった。

 

自分の可愛くなさを自覚した高校時代

筆者も言うとおり、

カワイイの王道をいく子はピンクが好きだった。

わたしのともだちのCちゃんもピンクが大好きだった。

Cちゃんはモテた。

事実、わたしが片思いしていた人もCちゃんが好きだった。

わたしは可愛さの点ではCちゃんにはダブルスコア以上で

負けていました。

でも、わたしもピンクを身につけて、

無理な頑張りをしているように見られるのは

絶対イヤでした。

自己防衛として、「異性にかわいいと思われたいと思うこと自体が悪!」

という暴論にたどり着いたのです。

独自路線を模索した大学時代

そこで、私が考え付いたことは、

独自路線でした。

それは大学生のころから始まりました。

高3のときに失恋して、それが決定打となりました。

「もう私は可愛い路線では戦えない。」

そう悟りました。

それから、変な古着を買い込み、

好んでベレー帽やハンチング帽をかぶり、

カメラを肩から下げて、アーティスト路線を狙いました。

今考えると、ちょっと、いや、かなりずれていたと思いますが・・・。

 

素晴らしき加齢

 その迷路からいつ抜け出したのかというと、

やはり、社会人になったことも大きかった。

さすがにベレー帽で会社に行くわけにはいかないですし。

私の場合、その後、無事結婚できて、

出産もできて今に至るわけですが、

こんなわたしをもらってくれて夫には本当に感謝です。

 四十代の背中が見え始め、自分が女であることにも慣れ、女としての記号的な性的価値が落ちて初めて、わたしはピンクにネガティブな感情を抱かなくなりました。ピンクが似合う女子でないことが、ようやくどうでもよくなりました。これもまた、加齢による図々しさの発露かもしれません。加齢、素晴らしいな。

 

さいごに・・・

こんな感じで、

自分が心の奥底にしまっておいた負の感情を

笑いとともに昇華させてくれるのがこの本です。

本当は、ピンクの似合うカワイイ女の子なんて、

クラスにせいぜい一人か二人です。

そして、クラスの男子はみんなその一人か二人が好きなんです。(違う?)

そのことに傷ついた過去が私にもありました。

だけど、それが今のわたしを作っているのだから、

やっぱり、その時の感情をたまにはこうして、

思い出してやるのもいいかもしれない。

ジェーン・スーさんのように「わたしもだよー」

って言ってくれる人がいるなら。

 

あなたにピンクを。

では、また~。