言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

本No47【あなたの話はなぜ「通じない」のか】説得は「なぜ?」に心を砕くことからはじまる

ブログ名、変更してみました。

「桃三李四」っていう四字熟語は、

何事にも時間がかかるっていう意味で、

すごく気に入っているのですが、

何のことかわからないよな~とも思うので、

思い切って変更しました。

ついでに、その下の文章も、

デザインも、背景の模様も。

違和感アリアリで、やっぱり元に戻そうかと思ってしまいますが、

しばらく、これでいきたいと思います。

 

こんばんは。

わかばです。

 

山田ズーニー著 あなたの話はなぜ「通じない」のか

以前、山田ズーニーさんの本を読んで、

すごく感銘を受けたので、こちらも読んでみました。

好きな書き手がいるととりあえず3冊は読んでみたくなります。

 

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

 

 仕事柄、こういうタイトルはダイレクトに胸に響きます。

わたしの毎日の授業に役立つ内容がありそうだし、

コミュニケーション力も高まりそう。

そういう思いで、本書を手にとりました。

 

意見が言えない理由

わたしが留学していて学生側だった時もそうで、

共産主義についてどう思うか?」というような、

どこにも答えが書いていないようなことを言われても、

わからなくて、黙ってしまうことが多くありました。

それでも、欧米の学生は、黙ることはせず、何か言うんですよね。

そんなときは決まって先生が「日本人は静かよね・・・」

と呆れ顔をしていたことを今でも覚えています。

問題が与えられたら、わたしたちはすぐ答えを探そうとする。暗記と応用で正解を出すことに慣れているからだ。でも、正解のない問題を自分で考えたいなら、まず「問い」を探すことだ。

 

自分の意見の導き方

日本語の授業でも発言が少なくて困る時があります。

それはわたしの「問い方」もよくないんだと思います。

例えば、「北朝鮮拉致問題についてどう思うか? 」と問われ、すぐに答えがでるだろうか。(中略)発見のない思索は徒労感を強め、考えること自体への意欲をしぼめてしまう。

 そんなときは、どうしたらいいのか?

具体的な問いをたててみるのだ。 

 どうやってたてるのかというと、

やはり5W1Hを使う。そして具体的な問いをたてていく。

「いつ起こったのか?」とか「どこで起こったのか」とか?

自問→自答→自問→答えがでない→調べる→答えがわかる→さらにその答えから疑問が生まれる→自問→自答→自問→自答・・・

これを粘り強く続けることが「考える作業」だ。 そうして、「あ、そうか!」という発見、何かがすとんと腑に落ちる感じ、「わたしが言いたかったのはまさにこれだ」というのが見つかったら、それがあなたの意見だ。」

 

前提が通じない相手に

よく学校でも問題になる遅刻問題。

遅刻の常習犯の遅刻をどうすれば減らせるかという問題。

「遅刻は人として当たり前」と何度言っても通じない時、

「問い」なら通じ合える

と著者は言っています。

以前、同僚もアルバイトの学生の遅刻に悩んでいた。やはり、この前提を何度言い含めても通じない。ある日、いつものように遅れたバイトさんに、同僚は注意ではなく

「ねえ、なんで時間通りにくるんだと思う?」

と聞いたそうだ。バイトさんは虚を突かれた。そこで彼女は「相手の時間を大切にしてあげられるでしょ」と言った。これはこの人の場合効いたらしい。

さいごに

授業のときよりも、わたしの暮らしで

もっと「なぜ」と問うて、いきたいと思いました。

気を抜くとぼんやりと毎日をすごしてしまうので、

まずは自分から「考える生活」をしよう。

そして、コミュニケーション力をあげて行かないと。

 

人生に「問い」を。

では、また~。

 

「問い」についての本☆こちらもどうぞ

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