一日45分×6コマが普通なわかばです。
この生活を続けていると、
なかなかコンテンツ作りができないので、
どうしようかと悩み中です。
こんばんは。
わかばです。
中級読解はキューの出し方がポイント!
さて、今日は中級読解についてです。
なかなか読めない……
決まられたところまで進まない……
とお悩みの先生方はたくさんいらっしゃるかと思います。
わたしもそうでしたが、
ふと、このやり方のヒントを、
先輩先生に教えてもらって、
アレンジしたやり方です。
初級が終わって中級に入ったばかりの学生を
想定して書きますね。
こちらの説明ばかりにならないように、
どんどん質問をしていってくださいね。
だけど、この質問の質が悪いと、
上手く答えられなくて、
時間ばかりが過ぎていくので注意です!
日本語を3つの型にわける
問題です。
以下の3つの文はどんな違いがありますか?
①さくらは花です。
②さくらはきれいです。
③さくらは散ります。
正解は……
①名詞文
②形容詞文
③動詞文
です!
中級読解をはじめる前に、
この3つの型を教えておく必要があります。
これがわかるといわば、その文の中心が分かります。
つまり一番大事な部分です。わたしは「文の骨」と言ってます。
「なにがなに?」「なにがどんな?」「なにがなにした?」
でもいいです。
実際にキューを考えながら読んでみる
では、こちらのテキストで
練習しましょう
第1課「なぞなぞ」でやってみます
こんな文で始まっています。
子供が小学校で英語の勉強を始めた。
この文を読ませる場合、わたしはこんなふうに精読します。
Q:この文は何文ですか。
A:動詞文です。
Q:そうですね。じゃ、何が何をしましたか。まず、何が?
A:子供が
Q:何をした?
A:英語の勉強を始めた。(※)
Q:一つの言葉でいってください。
A:始めた。
Q:そうですね。子供が始めた、です。では、子供が何を始めたんですか。
A:英語の勉強です。
Q:どこでですか?
A:小学校です。
とまあこんな感じ。
※のように、全て言おうとする人がいます。
そうすると、本当に大事な主述がとれているか
わからないので、
「一つの言葉でお願いします」と言ってください。
ここまでできたら、読めています。
でもすべてこんなシンプルな文じゃないしね。
次、6行目のこちらの文
初めは、何をいっているかよくわからなくて、いつものなぞなぞかなと思いながら、料理の手を止めた
これももちろん動詞文です。
じゃ、何が何したのでしょう?
これは主語が省略されています。
「主語は初め」と答える人が
私はとめたです。
何を止めたのか?料理の手です。
どうして料理の手を止めたのか?
何をいっているのかよくわからなくてとめたんです。
その後、どんなことを思いながら、手を止めましたか?
いつものなぞなぞかなと思いながら、手を止めました。
……とこんな感じです。
みなさんもぜひこれでQ&Aを繰り返しながら、
読解授業を進めてみてください
では、また~
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