日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

30分で教えられる日本語でのビジネスメールの書き方(基礎編)

節分ですね。

恵方巻き作ろうかと思っていたんですが、

朝からツイ廃になっててできませんでした。

 

こんにちは。

わかばです。

 

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今日はビジネスマン対象の日本語での

メールの書き方の教え方について書こうと思います。

 

ひとくちにメールの書き方といってもいろいろですね。

日本人でも長く書く人、短く書く人、

感情が伝わるように書く人、かっちり書く人いろいろです。

 

そんな中、ゆっくり勉強する時間もない

ビジネスマンに「これだけは」の形で

教えるメールの書き方の型はこれです。

 

書き方の型

 例です

 

====================

 

※0 新商品の打ち合わせの件

 

※1 営業部部長

   田中次郎様

 

※2 いつもお世話になっております。

※3 総務部のアルベルトです。

 

※4 さて、標題の通り、新製品についての打ち合わせを行いたいと思います。

※5 つきましては、都合のいい日をお知らせください。

 

※6 よろしくお願いいたします。

 

※7 アルベルト

 

======================

 

以下に解説書いていきますね。

※0 タイトルのつけ方

 

これも人によっていろいろです

【依頼】【連絡】など囲む人もいますしね(わたしのことです)

わたしは最初に〇〇の件という使い方を説明します。

○○は名詞にしなくてはいけないので、

難しいのですが、何にでも使えるのでオススメです。

例:有給の件、出張の件、忘年会欠席の件、契約書送付の件、などなど

 

※1 宛名(だれに送るか?)

 

社外、社内、または親疎で異なりますが、

所属→肩書き→名前を書きます

様をお忘れなく。

 

※2 はじめのあいさつ

 

お世話になっております。

がいいけれど、初めて送る人にはおかしいし、

社内の人にお世話になっておりますを

使うのか?使わないのかも、

会社の文化によって違うときがあるので注意。

社内は「お疲れ様です」だったりね。

 

※3 名乗る(書いているのは誰か?)

どこの部署の誰かわかるように書く

社外の場合は、どの会社のどの部署の誰か?

 

※4 前提(今の状況を説明)

 

まず、挨拶おわってここから本題ですよ~という意味の

さてを使います。

あとでお願いというか、

相手に動いてもらわないといけない内容を書くので、

その前の前提というか、前置きを書きます。

 

※5 依頼(相手にやってほしいこと)

 

こういう理由がありますので、

あなたはこれをしてくださいね~という文になります。

ここからはあなたがすることですよ!という意味の

つきましては

を使ってお願いをしてください。

 

※6 おわりのあいさつ

 

何か依頼をした場合は、というか、

文脈的にもここはほとんどの文脈で

よろしくお願いいたします

でOK

 

※7 自分の名前

最後に自分の名前です。

これはメールの設定の署名でもOK

 

もちろん、これだけではいろんな場面に

対応できません。

だけど、何かひとつ型をもっておけば、

あとは本人がアレンジできます。

「この場合はこれ」

「この場合はこれ」

といろんなパターンを示し過ぎると

結局ひとつもモノになっていないということも……

 

1個型を覚えておくと言うことが大事だと思います。

その型の解説でした~。

これなら多分30分で教えられます。

 

では、また~。

 

 

 

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