授業準備とブログ執筆を同時にやってしまうの巻!
こんにちは。
わかばです。
えっと、明日は上記タイトルの3つの表現を教えます。
というわけで、このブログを書きつつ、
授業準備したいと思います。
ちなみにテキストはこちら!
〜つつ、〜
テキストにはこうあります。
「〜つつ」は、「ながら」と同じ意味で使う 。(P63)
というか説明これだけです。
うーん、じゃどうして2つの言葉があるのよ?
って思いますよね。
この段階では同じですと言い切っちゃった方が
学習者としてもわかりやすいかもしれませんが、
教師としては、もう少し突っ込んでおきたいところです。
これは今思いついたことですが、以下のような傾向がありませんか?
動作×動作は、ながらの方が自然?
ギターを弾きながら歌う
ギターを弾きつつ歌う
左右を確認しながら、ハンドルをきる
左右を確認しつつ、ハンドルをきる
どうでしょう?
授業の進め方としては、初級のながらを復習し、
「もう一つ、言い方があります」
といって「〜つつ、〜」を導入します。
T:花見ってどんなことしますか?
S:桜をみながら、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりします。
T:そうですね。でも、桜を見つつ、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりします
でもOKです。見るを違う動詞に変えてみましょうか?
S:楽しむ?
T:いいですね
S:桜を楽しみつつ、ご飯を食べたり、お酒を飲んだりします。
(リピート)
って感じでしょうか。
やはり「〜つつ」は状態性の動詞の方がしっくりきませんかね?
他の例文としては以下ですかね
富士山を眺めつつ、温泉に入った
バスに揺られつつ、目的地に向かった
彼女は仕事をやりつつ、週末はダンサーとしても活躍している
〜おそれがある
「〜おそれがある」は客観的なデータなどをもとにして、危険な状態になる可能性が高いことを伝えるときに使う。ニュースや新聞、報告書などに使われるとこが多い。(P66)
若干、詳しいですね〜。
わたしも悪いことがおこる可能性があると説明しています。
このときに「可能性」と言う言葉も導入します。
導入はこんな感じです。
T:みなさんの国では地震がありますか。
S:あります。
T:海の近くで地震がおきたら、どうしますか?
S:高いところへ逃げます。
T:どうしてですか。
S:津波がきますから。
T:いつもきますか
S:いつもきません。くるかどうかわかりません。
T:そうですね。津波はいいものですか
S:よくないです。
T:そうですね。よくないものがおこる可能性があるときに使う表現です。
聞いてください。「津波がおこるおそれがあります」
S:リピート
って感じでしょうかね。
例文としては以下です。
タバコを吸うと肺がんになるおそれがあります。
(実際に箱見せる)
この火山は噴火するおそれがあります。
稀にアレルギーを引き起こすおそれがあります
〜次第、〜
「〜次第…」は、「(今はまだできないが)〜たら、すぐ…する」と言うときに使う。(P67)
とあります。
いい説明ですね。ただ、若干補足が必要です。
また、この表現は話の中で使われることが多いと思うので、
場面を作る必要があると思います。
導入はこんな感じです。
T:Sさんは本屋の店員です。わたしは客です。
S:はい
T:じゃ、ここは本屋です。わたしは本を買います。この本です。
でも、今ありません。Sさんがお客さんのために注文します。
S:わかりました。
(状況設定のために、何か本を持っていくといい)
T:すみません。この本買いたんですけど、
S:あ、すみません、今ありません。注文しますね。
T:そうですか。わかりました。どのくらいかかりますか。
S:(ここからアドリブ)1週間くらいです
T:わかりました。じゃ、お願いします。
S:ありがとうございました。
となると思いますので、
先生は「次いつ本屋に来たらいいですか」
と聞きます。
学生は「1週間後です」と多分言うと思うので、
「でも、もう少し早くくるかもしれませんね。
本が来たらすぐ連絡した方がいいですね。」
といって
「本が来次第、お電話します」
リピート
という感じです。
後の例文は以下です。
部長が到着次第、会議を始めましょう。
詳しいことはわかり次第、お伝えいたします。
また、以下のような文はふさわしいかどうか
考えておく必要もあるでしょう。
ちょっと変ですね。
この仕事が終わり次第、レストランに行きませんか?
こんな感じで授業したいと思います。
では、また〜
こちらもどうぞ
スポンサーリンク