日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

日本語教師と生理

なんともギョッとするようなタイトルですみません。

でも、大切なことだと思って書きます。

 

こんにちは。

わかばです。

 

なぜか昨日はタイムラインで生理のことを目にすることが多い日でした。

特に、以下のnoteの記事が胸をうちました。

自分の仕事と合わせて考えることもあるので、

わたしも生理について書いておこうと思います。

 

note.mu

 

生理は恥ずかしいことではない

わたしが中学2年の頃、保健体育の若い女性教師が体育の時間にこう言いました。

「生理は病気ではないけれど、お腹が痛くなったり、やる気がなくなったりするので

 もちろん体育を休んでもいい。それは大人になっても同じです。生理は恥ずかしい

 ことではありません」

その先生のおかげで、

わたしはそれ以降の人生で生理を恥ずかしいものと思うことはなかったし、

20代の頃はそんなに生理を辛いと思うことはなかったのです。

 

その人の痛みは誰にもわからない

ところが、出産後、育児に仕事に多忙な生活を送る中で、

実父の急死や母のサポート(わたしもサポートしてもらってますが)

も加わり、生理前不快症状(PMS)がひどくなりました。

過食、イライラ、頭痛、微熱などの症状が出るようになりました。

が、とにかく忙しく、小さな症状を見て見ぬふりをしていました。

 

2年前に激痛に襲われ、子宮内膜症による卵巣嚢腫

という診断がくだるのです。こちらの記事に書いています。

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その後、考えた上で、子宮と卵巣を全摘しました。

 

子宮内膜症の症状を調べた時、

思い当たる症状がいくつかありました。

高校時代から自覚していたものもあったのです。

「こんなふうになるのは自分だけなんかな?

 みんなそうなのかな?」と思いつつ、

友達にちょっと打ち明けたこともありました。でも、

「そんなん、ならへんで」と言われ、

「考えすぎなんかな」と思って何十年も過ごしてきたのでした。

 

治療を始めた時も

「経血は多いですか?塊は出ますか?」と質問されました。

「少ないです。塊はたまに…」と答えていました。

だって、誰かの量を見たわけじゃないので、

多いか少ないかなんて分からないですよね。

 

自分は少ない方だと思っていましたが、

ところがどっこい、めっちゃ多かったんです。

塊もごろごろ。

 

こういう症状や痛みの強さは誰とも比べられない。

自分にしかわからないのです。

そのことを病気になって初めて知りました。

 

日本語教師と生理と病気

日本語教師の職場は圧倒的に女性が多い職場です。

しかも、非正規が多い職場です。

「急に休むと迷惑がかかるから…」

「休むとコマ給が入らないから…」

と思う先生がほとんどです。

 

でも、本当に辛いときは生理で休んでもいいと思うのです。

たとえ、授業ができたとしても、

授業のあとの仕事はほったらかして、

「生理が辛くて、すみません」で、

帰ってもいいんじゃないでしょうか。

 

学校に気を使っても、

学校は、自分が病気になった時、

助けてくれるわけでもないですからね。

「そうですか。お大事に」

で終わりです。

自分の体を守れるのは自分だけです。

 

本当に手術が必要な病気になったら大変です。

わたしは先月1ヶ月ほとんど働いてないので、

有給もいただきましたが、数万円しか収入がありません(泣)

 

ただ、社保に入れていただいているので、

限度額申請をして、10日ほどの入院・手術で70000円ほどでした。

医療保険がおりたら、その分も払えると思います。

 

日本語教育の業界で、

非常勤として働く女性は何歳であれ、

自分の体をどうか大切にしてください。

そして、自分がもし病気になったらということも

心の片隅で考えておいてほしいなと思います。

 

では、また〜

 

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