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言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

映画No34【ディーパンの闘い】生きる場所を求めること。それが闘い。

大学の同窓会があり参加していました。

卒業してから十数年・・・

卒業式以来に会った同級生もいて、

それぞれがそれぞれの場所で

一生懸命に生きてるんだなぁということがわかりました。

元気をもらって、また頑張ろうと思える週末でした。

 

こんばんは。

わかばです。

 

ディーパンの闘い(2015/仏)

この作品は、「サウルの息子」「キャロル」を

押しのけてカンヌ国際映画祭パルム・ドール

輝いた作品ということで、「それならば」と観に行きました。

 


映画『ディーパンの闘い』予告篇

ディーパンの闘い [Blu-ray]

 

監督:ジャック・オーディアール

主演:アントニーターサン・ジェスターサン

あらすじ:

 ディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)は“タミル・イーラム解放の虎”の兵士としてスリランカ内戦で戦うが、妻子を失い失意の底にいた。一方、女性(カレアスワリ・スリニバサン)は、移住許可を取りやすくすべく難民キャンプで孤児の少女(カラウタヤニ・ヴィナシタンビ)を探し当てる。海外渡航のあっせん事務所を訪れた彼女たちは、ディーパンと共に偽装家族として出国する。

 (Yahoo映画より)

 

※感想、ネタバレを含みます。

 

偽装家族

ディーパンが亡くなった妻子の火葬をしているシーンから

映画がスタートします。

内線を戦ってきた兵士のディーパンが妻子を亡くしたことで、

戦いをやめ、失意のどん底にありながらも、

新しい人生をはじめようとします。

そして、同じく家族を亡くした

ヤリニとイラヤルは偽装家族として出国し、フランスに行きます。

この3人、なんとか仕事を見つけ、

新しい生活を始めます。

イラヤルも学校へ行きはじめます。

移民国家のフランスの小学校には「外国人クラス」があり、

イラヤルはそこに入ります。そして、フランス語も

大人をしのぐ勢いで覚え、ディーパンの通訳となっていきます。

 

生きる場所

なんだかんだいいながらも、

本当の家族のようになっていく3人。

しかし、話はそんなに簡単ではありませんでした。

3人が住んでいる場所は、麻薬の売人がたむろするスラム街。

明らかにやばそうな雰囲気が漂っています。

そこで、銃撃事件が起きたところから、

話は変わり始めます。

「平和を求めてやってきたはずだったのに!」

とヤリニは戦争のトラウマでもう銃弾の音を聞くとパニック状態。

こんな時、偽装家族はもろくもバラバラになりそうになります。

しかし、ディーパンはヤリニを守ることを決意します。

パニックになっているヤリニを観ているのが悲しかったです。

本当に安全な場所はそう簡単に見つかるものではないのか、と。

そして、その場所を見つけるのが闘いなんだ、と。

 

闘い

この映画のクライマックスは、

再び、銃撃戦に巻き込まれたヤリニを

ディーパンが助けにいくところです。

それまでは、フランス語も十分にはできず肩身の狭い、

移民という雰囲気を醸し出していたディーパンが

内線を戦い抜いた兵士としての顔を表し、

銃を片手にヤリニを助けに行く終盤は、

ハラハラドキドキの連続でした・・・。

 

まとめ

昨日、記事にした「最高の花婿」が笑いでハートフルに

フランスの今を描いている映画だとしたら、

今日の「ディーパンの闘い」は、シリアスに、

フランスの今を描いている作品なのかもしれません。

様々な視点で、メッセージを投げかけてくる

素晴らしい映画だと思いました。

 

生きる場所があることに感謝を。

では、また~。

 

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