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本No39【中学3年までの英語力で外国人とペラペラ話せるようになる本】英語は「英語力」より「運用力」です。

先日、あるインディーズアコースティックユニットの

ライブに行ってきました。

すごくよかったです。音楽もさることながら、

彼らのミュージシャンとしての姿勢に心打たれました。

彼らは1カ月30日のうちの27日、ライブをしているそうです。

「ひとつひとつ思いを込めてやっていけば

 必ずたどり着くべきところにたどりつくと思っています。」

そう思いながら、奏でられる音楽を聞きながら、

最高の時間を過ごさせてもらいました。

 

こんばんは。

わかばです。

 

中学3年までの英語力で外国人とペラペラ話せるようになる本

小説キャンペーンを一時中断して、

またまた英語本を読みましたので、紹介します。

これは、どなたかのツイートで目にしてぽちりました。

中学3年までの英語力で外国人とペラペラ話せるようになる本

中学3年までの英語力で外国人とペラペラ話せるようになる本

 

 ざっくりいうと、「英語だけ勉強していてもしょうがない。

それを、使えるようにならなければ!」という筆者の叫びが聞こえてきます。

つまり、英語力と運用力は別ってことです。

 

話す前にやらなくてはいけないこと

筆者は、「英語うんぬんの前に、

話す内容をつくっとけよ!」と言っています。

これ、本当にその通りで、

わたしの英会話のクラスでも「トーク」のクラスがあるんですが、

先生にテーマを提示されても、誰も積極的に話さず、

アメリカ人の先生、ため息・・・みたいなことってよくあります。

そういうとき、どうすればいいかというと、

「想像力をつける」ことと「感情に踏み込む」ことだそうです。

たとえば、「ビール」という単語を聞いただけでも

「酒の中で一番好き」「アサヒ」「夏」「生ビール」「つまみ」「枝豆」

などといろいろな言葉を連想する。

そして、その時の感情もありありと表現するのです。

 

たとえば・・・

「お酒の中で一番好きなのは、ビールです。

 特にアサヒの生ビールが好きです。夏、枝豆をつまみに、

 ビールを飲むなんて最高です。それを想像しただけで、

 喉がかわいてきますよね。もしよかったら今度一緒にいきませんか?」

と、たとえば、母語でここまでできない人が多分多いんじゃないかなぁと思います。

まずは、これを頭の中で思い浮かべられるかどうかです。

ここまで来たら、これを英語にしていけばいいだけなのです。

ごめんなさい・・・英語は割愛・・・

 

メンタルで負けるな

まぁここまで来ても、心理バリアがストップをかけることだってあります。

心理バリアというのは、「間違えたら、恥ずかしい」という気持ちです。

実際、わたしもそう思っていたし、今、日本語を教えている学生たちも

そういうことをよく言います。

それで、実際わたしが日々考えているテーマでもあります。

 「どうすれば、間違いを恐れず話せるようになるのか?」

筆者はこう言っています。

 

自分の英語にも他人の英語にも寛容になること

英語を長年習ってきたわたしたちは、どこかで「英語ができて当たり前」=「できないとはずかしい」と思っています。だから自分の英語に対しても他人の英語に対してもとても厳しい目で見ています。(中略)互いのスキルを監視し合っているような空気があります。他人の目を気にすると心理バリアは一層強くなります。

他人のえいごを値踏みしてしまうようなこと

確かにあるかもしれません。

ある日本語学習者は

「間違ってクラスメートにバカだと思われたくないです。」

と言っていました。

だけど、わたしはこう思うのです。

外国語ができないのはバカじゃないんです。

外国語はひとつのツールだから、それを扱えるか扱えないかだけ。

たとえば、はんだごてを使えるか使えないかだけの話。

はんだごても英語もおなじと思うのです。

はんだごてを使えないからって自分をバカだとは思わないでしょう?

でも、自分が扱えるようになりたいと思ったら、

失敗しながら覚えていくしかないんです。

 

大切なことは・・・

要は、自分で考える力が必要なんじゃないかなということ。

自分にとって今英語はどのくらい必要で、

どうやって勉強したら、効果があがって、

表現するにはどうしたらいいのか?それはひとそれぞれだから、

それを自分で考えて、

考えたことをどんどんアウトプットしていったらいいと、

この本を読んで思いました。

 

あなたの外国語学習に運用力を。

では、また~。

 

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