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読書会No3【幸せになる勇気】仕事に身を捧げるだけでは幸福を得られない。

朝晩、やっと涼しくなってきました。

わたしは、我が家の小さな猫の額ほどの裏庭に

洗濯ものを干しています。

その庭の手入れもほとんどできておらず、

雑草がぼーぼーと生えたまんまになっています。

先日、そこで洗濯物を干していて、

やはり、雑草も季節によって変わっていくことに

気がつきました。

秋らしくねこじゃらしとかが生えていました。

 

こんばんは。

わかばです。

 

第3回読書会

やっとエンジンかかりました!

 

先日、友人数人でやっている読書会を行いました。

今回の参加者はKさんとEさんとわたしです。

 

まずは乾杯。

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今日のメインは海鮮盛り。

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いろいろとお話をしながら、

呑んで、だいたいお腹がふくれたところで、

読書会のスタートです。

 

今日は、前から読んでいる岸見一郎・古賀史武著「幸せになる勇気」の

第3回目で今日で終わりです。

 

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

 

 

信用と信頼

今回は、読書会の前からの話の流れもあって、

議論の問いは

「仕事の人間関係がどうすればうまくいくか?」

というこの1点にほぼ絞られました。

わたしたちはどのような態度で仕事に臨めば、

そこで一緒に働く人と気持ちよく働くことができるか?

ということです。

 

そこで出てきたキーワードは「信用」と「信頼」です。

「信用」は相手のことを条件付きで信じることです。

「信頼」は他者を信じるにあたって、いっさいの条件をつけないことです。 

 

仕事の関係とは「信用」の関係であり、交友の関係とは「信頼」の関係なのです。 

 

だから、お金をもらっているからしなければならない、とか。

お金を払っているから、やってもらって当然だ、とか、そういうことになります。

でも、そういう態度で仕事に臨んでいても、なかなか成果ってでないよね。

という話になりました。

 

他者と「分業」するためには、その人のことを信じなければならない。

アドラーはこう言っています。

我々人間は、ただ群れを作ったのではない。人間はここで「分業」という画期的な働き方を手に入れたのだ。分業とは、人類がその身体的劣等性を補償するために獲得した、類稀なる生存戦略なのだ。

家庭生活も、地域活動も、仕事も、

たった一人で完結させることはできないですよね。

つまり、

人間は一人では生きていけないのです。 

 

他者と「分業」するためには、その人のことを信じなければならない。疑っている相手とは、協力することができない。 

会社の活動ってどこでも「分業」。

仕事を任せたり、任されたりというのは 、まさに「分業」

そして信じている相手としか、協力できない・・・そうですよね。

信じてないのに、協力しないといけないから、

「わたしはちゃんとしてるのに、なんで相手はやってくれないんだろう。」

って不満ばかりが溜まります。

 

先に「信じる」こと

ちゃんと仕事をしてくれたから、信じるとか、

ちゃんと仕事をしてくれないから、信じないとかのレベルでは、

多分、ずっと悩みや愚痴はなくならないということだと思います。

じゃあ、どうするか。

先に、信じる。

なぜなら、

われわれは自分のことを信じてくれる人の言葉しか信じようとしません。「意見の正しさ」で意手を判断するのではないのです。

仕事をする相手と、信頼を結び、成果をだしたいなら、

まず、自分から相手を信じる。仲間だと思う。

そして、見返りを決して求めず、「Givr,Give,Give」をわすれない。

そうすればひとつひとつ、自分も組織も成長の階段を

上がっていけるんだと思いました。

仕事に身をささげるだけでは幸福を得られない。

まとめ

今回も実り多き時間となりました。

アドラー読んで「そうだった、そうだった」

と思い出しました。

本を読んでも、すぐに忘れてしまって、

愚痴と不満の毎日になってしまいがちですが、

時々こうやってページをめくって、襟を正しつつ、

成長していけたらなと思います。

実践あるのみです。

 

あなたも実践を。

では、また~。

 

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