有名なブロガーさんが、
「頑張って続けよう、とかいってる時点であなたの負けですよ?」
みたいな記事書いてはってちょっと落ち込みました。
「頑張って続けます!」みたいなことを書いた直後だったから。
こんばんは。
わかばです。
「好きなことなら、続けようと思わなくても続けられるでしょ?」
ということなので、やっぱり書くことや語学は、
わたしにとっての「好き」の部類には入らなかったのか?
とかいろいろぐるぐる。でも、そんなこと考えても仕方ないから、
「そこまで言って委員会」も終わったし、とにかく、書くぞ!な日曜日。
今日も早朝プライムしましたので、感想を書きたいと思います。
そこいらじゅうで、いいレビューを目にしていた「WOOD JOB」
もしかしたら、日本事情とかの授業に使えるかなぁとか思いつつ、
観てみました。
WOOD JOB(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~(2014/日本)
「WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜」予告
監督:矢口史靖
主演:染谷将太
あらすじ:
大学受験に失敗し高校卒業後の進路も決まっていない勇気(染谷将太)は、軽い気持ちで1年間の林業研修プログラムに参加することに。向かった先は、携帯電話が圏外になるほどの山奥のド田舎。粗野な先輩ヨキ(伊藤英明)のしごき、虫やヘビの出現、過酷な林業の現場に耐え切れず、逃げようとする勇気だったが……。
それぞれのキャラクターの個性が光ってた!
面白かったぁ~日本語の授業にも使えそう!
っていうのが、今回の素直な感想です。
監督は「ウォーターボーイズ」「スウィングガール」
の矢口史靖監督です。スウィングは見ていないけど。
それぞれのキャラクターの個性が光ってました。
光石研と近藤芳正、優香と西田尚美(ちょっとキャラかぶってない?!)
も田舎のオバチャン手前の人って感じをよく出してました。
そして染谷将太いいですねぇ~彼を見たのは「永遠の0」以来ですが、
(あれ?どっちが先?ま、いっか)いきなり変わるんじゃなくて、
ちょっとずつちょっとずつ変わっていく感じがよかったです。
枕を蹴って毎朝起こされるんだけど、ある日、目覚めてて
いきなり目あけるとか、ね。
いつの間にか髪も黒くなってたし。
都会と田舎は永遠の異文化
都会人と田舎人って同じ日本人でも、
アメリカ人と日本人くらいの差があると思うんですよね。
わたしは小さいころ、家とか普通にぼっとん便所だったんですけど、
夫はわたしより5つも上なのに、ぼっとん便所で用なんか足したことないとか
言うのでビックリでした。
大学の友達に高校の卒アル見せたらびっくりされました。
校舎を空から撮ってる写真とか、特に。「何もないやん」って。
だから、田舎→都会はなんとかなるけど、
都会→田舎はキツイ、っていうところが、
おもしろおかしく描かれていました。
神様がいると思うことが文化
わたしが小さいころ、お風呂場で尿意を催し、
その旨、一緒に風呂に入ってもらってた祖父に伝えると、
洗い場で用を足してもよいが、その代わり
「お風呂の神様、ごめんなさい」というように言われました。
お風呂にも神様がいて、おくどさん(かまどのこと)にも神様がいる。
もちろん、村の鎮守の森にも、いろーんなところに神様はいて、
わたしたちのことを見てるんだ・・・
そう思いながら育ってきました。
そんで、やっぱしそういう風習っていうか気持ちが強いのは、
自分の力じゃどうにもならない自然を相手にしているからで、
その自然の中に神の存在を見出してきたのが日本文化なんやなって、
気付かされました。
自分の力ではどうにもできないことがある。
だから、神様はいる。神様どうか、怒らないでください。
神様が怒らないためにこういうふうにしたらいいかな
と思って人間が連綿としてきたこと、それが文化やな
ってことをこの映画は教えてくれました。
主人公、勇気が木の上に登って、
素晴らしい景色を目の当たりにして、
笑顔になるシーンが好きでした。
文化とは何ぞや?
では、また~。
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