言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

シネマ歌舞伎【東海道中膝栗毛】ありがとう!やじきた!存分に笑える歌舞伎ムービー!

今年初のシネマ歌舞伎!

というわけで、ひさしぶりのMOVIX京都です!

ひょんなことから平日にお休みになりました!

なので、自分を癒しに来たというわけ!

時刻は午前9時!

(シネマ歌舞伎はいつも朝早いか夜遅いか…)

いつもなら、ながーい列ができている券売機前も、

今日は誰もいません。

特別料金2100円を支払い、

いつもの地下1階のシアターへ。

 

平日午前9時に歌舞伎を映画で見ようってのは

ちょっとした変わり者なのか、

歌舞伎ファンのおばさまがチラホラいるくらいで、

あとは、空席……。

好きな席に座りやがれ!といわんばかりの布陣です。

 

さてさて、今日の「東海道中膝栗毛」

こんな話です。

まずは予告編をご覧あれ。


市川染五郎、市川猿之助ら出演!映画『シネマ歌舞伎 東海道中膝栗毛(やじきた)』予告編

 

東海道中膝栗毛…

膝栗毛…って何?

いま調べたら、「徒歩で旅行すること」

だそうです!

(大辞林調べ)

 

原作者の十返舎一九(じゅっぺんしゃいっく)ってどんな人?

いま調べたら、江戸時代後期の戯曲家で、

文章ばかりか絵も描けたそうで、

版元に重宝がられたらしい。

今でいうフォトライターみたいな感じかな?

取材して、写真撮って、書きますよ!的な?

へえ!それってわたしが目指してるところやん!!

十返舎はわたしの師匠かも!!!

 

原作は読んだことありません。

この映画を観た後に、本屋に立ち寄り、

岩波文庫から出ている原作本を手にとりましたよ。

東海道中膝栗毛 上 (岩波文庫 黄 227-1)

だけどね、本を開いて2秒後に本棚に返しました!

だって文語体やもん……読めへんもん……

 

簡単にあらすじを説明すると、

酒好き、女好きのやじさんこと弥次郎兵衛と

家なし、バクチ好きのきたさんこと喜多八が、

借金とりから逃れようと、

やじさんが住んでいる長屋の大家から、

金をかっさらって、お伊勢参りを口実に

東海道を下るという話。

 

そこで、出会うなんというか

個性のある面々と巻き込まれる事件を

面白おかしく描いています。

 

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やじさんを演じるのは市川染五郎丈。

きたさんを演じるのは市川猿之助丈。

この二人なら、染五郎のほうが断然好きです。

(って聞いてないっ!)

 

なんかね、やじさんのメイクがいいんですよ~。

なんというか、端があがった眉が最高なのですよ~。

見栄をきる時にそれが上下に動くのがたまらんのですよ~。

染五郎丈の舞台を観るのは初めてですが、

一気にファンになりました!

 

それからこのお二人。

やじきたと一緒に旅をすることになる

奥州からきた名高い武家の跡取り息子とその家臣です。

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横顔のほうが若殿さまの梵太郎。

松本金太郎丈が演じます。

ご存知、松本幸四郎丈の孫であり、

市川染五郎丈の息子です。

いやあ、受け継がれるDNAってすごいですね。

この美しき横顔をご覧ください……。

右側は家臣の政之助

市川團子丈が演じます。

彼は、市川中車丈の息子です。

いきなり、梨園に入って役者やらされるなんて、

(そのあたりの細かい事情をしらない人はググってください)

こんなに小さいのに、なんて波乱万丈なんでしょうか……。

彼の役者人生に幸あれ、と祈らずにはおられません。

 

この二人の声もセリフ回しもなんだか

ジーンと来ました。

 

桝添さんのこととか、号泣議員のこととか、

文春のこととか(劇中では「ふみはる」っていってた笑)を、

ネタにしてバンバン笑いをとっていました。

政治家に対して怒りを感じているなら、

本気で怒るのもいいけど、

こういうふうに嘲り笑ってやるのも粋だなぁ

と思ったことです。

 

それで、なぜかやじきたが

ラスベガスに行くシーンがあるんですが、

これのことでしょう。


Wonder Kabuki Spectacle『獅子王SHI-SHI-O』in Las Vegas

劇中でも獅子王踊ってます。

 

また、ワンピース歌舞伎の

「しろひげ」も、

盗賊「しろひげ」としてまんまな感じで出てて、

ワンピース歌舞伎好きな人は、

うれしかったんじゃないかなー。

 

いろんなところに笑い要素が満載で、

クスッて笑ったり、

大いに笑ったりと忙しい90分でした。

 

まぁ、ほんとまるまるエンターテイメントって感じで、

たくさん笑わせてもらって、

ストレスもふっとんじゃった感があります!

やじきたに感謝です!

 

歌舞伎で笑いを。

では、また~

 

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