日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

【書評】学校は行かなくてもいい「大人にできることは選択肢を出してあげること」

今日は本の紹介をしようと思います。

こちらです。

 

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

 

 

ツイッターで相互フォローさせてもらっている

Uchidaさん@uchida_hiromi

のご子息から購入した本です。

 

どんな本?

 

小学2年生の時から不登校で、

定時制高校に入り、

高校3年の時に起業した筆者。

 

その物語を中心(マンガ)に

不登校だったけれど、

自分の道を見つけて現在ひろく活躍中の人、

例えば家入一真さんや吉藤オリィさんの

物語も混ぜ込みながら、

いろいろな人の物語が語られています。

そして、心にしみる大人の言葉が

ぎっしりと詰まっています。

 

そのほか、不登校だったけれど、

今、頑張って自分だけの道を

力強く歩んでいますっていう人の

経験談なんかもたくさん載っています。

 

感じたこと

 

わたしも子どもの頃は内気で、

いじめられっ子だったので、

「学校に行きたくない」と思ったこともありました。

周りの大人や上級生がいつも気にかけてくれて、

助けられてきました。

 

だから、今はわたしが助ける番と思うのだけど、

どうすれば?とも思います。

そんな人にというか、

助けたいけどどうしたらいいかわからないという

大人のために、

この本の中の言葉でいいなあと思った言葉があります。

 

家入一真さんの言葉で、

 

これが全てを物語ってるよなあと思います。

 

悩んでいる時、うまく行かない時、

「こういう方法があるよ」「あんな方法もあるよ」

と教えられるのは救いなんじゃないかなと思います。

 

日本の社会って「こうじゃないといけない」

っていう同調圧力がかなり高い国だから。

 

思い出したこと

 

小学校5年生のとき、1週間ほど

風邪をこじらせて入院したことがありました。

 

その時、長期入院していたYちゃんに会いました。

ずっと入院しているYちゃんはわたしに

「霊安室行ってみる?」とか言って、

病院内を探検に連れ出してくれました。

 

わたしがふと聞いた「どこの小学校なん?」

という質問に対してYちゃんは

「学校入ってないねん」

と答えました。

 

それからYちゃんのお母さんは、

わたしの学校の先生だということがわかりました。

 

Yちゃんと病院で過ごした3日間くらいは

楽しかったです。

中学校はYちゃんと一緒になるはずだったけれど、

Yちゃんは中学校にも来ませんでした。

 

40をすぎて、今、どこで何をしているのだろうと

気になりました。

 

あの時、インターネットもなく、

本当に行き場がなかったことと思います。

自分の道を見つけて、

幸せに暮らしてるといいな。

 

皆さんもぜひ読んでみてください。

 

 

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

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では、また〜

 

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