日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

初日の授業の日本語教師の心構えとは?

いやあ、今日は初日の授業でした。

いつになっても緊張しますね。

 

こんばんは。

わかばです。

 

初日の授業って難しいのですよね。

こっちだって緊張するし、学生さんたちも緊張している。

冷や汗かいて、オタオタしてたら終わってた

ということもありますよね。

 

だけど、それではいけないのです。

初日授業には初日授業のあり方が存在します。

わたしの初日授業はお互いの緊張を解きほぐして、

人間関係を作るところが目標です。

 

そのためのやり方、つまり、アイスブレーキングな

手法は色々あります。

ググれば色々出てきます。

 

ですので、今日は教師としてどんな心持ちで、

初日授業にのぞめばいいか書きたいと思います。

ちなみに参考文献はこちらです。

わたしも今日はこれを読んで初日にのぞみました。

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①上機嫌でのぞむ

いつか注意したり、叱ったりしなければならない時がきます。

ただし、今日だけは上機嫌です。

上機嫌度マックスで初日は望みます。

相手はそれでなくてもドキドキしています。

そのドキドキをほぐしていかなければなりません。

もし、ものを食べたりしていても「今食べないでくださいね」

とあくまで注意のスタンスで。

 

②席順を考えておく

みなさんの学校はどうかわかりませんが、

わたしの勤務校は自由席です。

自由席の場合、みなさん本当に好きなところに座ります。

だから、元クラスメートとか同国人と隣り合わせに

座ることが多いんですよね。

わたしは自己紹介する前にペアでの自己紹介を入れるので、

そこでもう友達だったりすると都合が悪いわけです。

そこから移動していては時間の無駄です。

(今日はそうなってしまった…反省)

なので、最初に「初めまして」の人と隣になるように

座ってくださいとお願いしています。

また、初日はとりあえず話すことが必要です。

話すことを充実させるためには聴くことも大事です。

なので、話しやすく、聴きやすい席順の作り方は

とても重要だと思います。

 

③間違ってもいいよと伝える

これを伝えるのは難しい。

藪から棒に「間違ってもいいよ」なんて言っても

あまり信憑性がありません。

なので、タイミングを見計らって、

誰かが間違えて恥ずかしそうにした時などに

「Sさん、今のはいい間違いです。

 Sさんのおかげでみんな勉強できました。

 Sさんももっと上手くなります。

 皆さんも同じです。間違ってもいいです。

 いや、どんどん、間違えてください。

 間違ってみんなで上手くなりましょうね!」

などと檄を飛ばしてください。

こういうことは、1ヶ月経ってからでは遅いんです。

もうクラスの雰囲気ができてからでは手遅れなんです。

まさに鉄は熱いうちに打て!です。

 

④どうだったかきく

最後に少し時間をとって、

「どうだったか」聞いてみましょう

「緊張した」とか「難しい」とか

「楽しい」とか言ってくれると思います。

それに対して、やる気が上がるような

声かけをするといいと思います。

チャイムがなって「終わります。じゃ、さよなら」ではなく、

しばらく教室に残って、

一人一人に「さよなら、また明日」と目をみて

言いましょう。

その時の表情で今日の授業がどうだったのか

わかると思います。

 

というわけで、初日授業の色々を書いてみました。

みなさんの参考になれば幸いです。

これから初日の授業にのぞむみなさま、

がんばってくださいね。

 

では、また〜。

 

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