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【書評】メモの魔力「人生を変えるためのメモ」

皆さんは、毎日どのくらいメモをとりますか?

私は最近ほとんどメモをとってなかったんです。

 

こんにちは。

わかばです。

 

今日はこちらの本を紹介したいと思います。

話題の本ですね。

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

 

どんな本?

SHOWROOM株式会社代表取締役社長の

前田裕二さんの本です。

他に「人生の勝算」という本もあります。

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

 

幼い頃に両親を亡くし、

お兄さんに育てられたという前田さん。

お金がなかったので、

塾に行って勉強している子が

羨ましかったそう。

そこで、自分に何ができるか考えて、

授業中、たくさんたくさんメモを取るようにしたそうです。

 

ふんわりとした思いを言葉に!メモは知的生産のためのもの

メモをとっても、あとで見返すことはまずない

と思いませんか?

わたしもそう思っていました。

 

でも、それはただの事実の羅列なのです。

「記録のためのメモ」(P24)

本当のメモはそうではない。

「知的生産のためのメモ」(P25)

なのだそうです。

 

つまり、今自分がみているもの、

聞いているものなどについて、

どう感じたか?どう思ったか?メモをとることにより

思いを言葉にする力が生まれます。

どうやって言葉にするか?というところには

必ず思考が生まれます。

筆者はこう語ります。

思考こそ、言語をもたらす燃料です。つまり、思考→言語→メモ。言語化能力工場という目的に経った時に、メモという「思考と言語化のきっかけ」を提供する、身近ながら最強のツールを使わないてはありません。(P36)

 

どうやってメモする?

ファクト→抽象化→転用という最強のフレームワーク(P46)

 つまり、ファクトばかりを書くのではなく、

たくさん書いたファクトを見渡して、

それを抽象化するのです。

そして抽象化したら、「じゃ、どうすればいい?」

ということを自分に問いかけ、次の行動にうつして行けるように

するための言葉が転用です。

 

例えば、わたしはこういうことだと理解しました。

 

(ファクト)                 

学生が居眠りをしている

学生がスマホで遊んでいる

学生の私語が止まらない  

指示を聞いていない

テストの点も落ちた

 

(抽象化)

学生は勉強に集中していない

学生は勉強がつまらないと感じている

 

(転用)

集中できる面白い授業にしよう

 

というふうにメモをしていくと、

いや、まさに知的生産というか、

明日を変えるメモ!という気がします。

 

まとめ

以上は第1章の内容をまとめたものですが、

それ以降も、思考を深めたりアイデアを生み出したりするための

ヒントがたくさん!

それはまさにメモで夢をかなえるための手引書とも言えそうです。

さらに、巻末には自己分析のための1000の質問までついています。

この1000の質問、じっくりと取り組んでみたいと思います。

 

皆さんもメモで明日を変えてみてください!

 

では、また〜

 

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