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読書が苦手な大学1年生に夏休みまでに読んでほしい5冊

昨日、ツイッターで大学時代にやっておくべきことは?

というつぶやきを目にして、条件反射的に「読書かなあ」

というリプを返してしまいました。

 

こんにちは。

わかばです。

 

f:id:wakaba78:20190407155910j:image

 

すると、オススメありますか?

と質問していただけたので、

1冊だけオススメさせていただいたのですが、

いや、あれもこれも…と思いが止まりません。

というわけで、記事にしたいと思います。

 

大学時代というのは、たくさん時間があります。

この時間を利用してできることはたくさんあります。

アルバイト、サークル、恋愛、研究などなど。

 

でも、その中に読書も入れておいてほしいのです。

人間は幸せに生きていればさほど読書を必要としません。

が、何かあって傷ついたとき、自分に自信がなくなった時、

何かにすがりたくなった時、本を開くものです。

かくいうわたしもそうでした。

 

でも、その時に読書を始めたのでは、圧倒的に時間が足りません。

ですから、時間の制約を受けない大学時代には、

手当たり次第に本に当たっておくべきです。

そうすれば、その先、迷っても悩んでも、

本の著者たちがあなたに勇気をくれると思うからです。

 

ここで紹介する本は、とても読みやすい本です。

なんなら、漫画(難しいものを漫画にしてある)です。

だけど、もっと知りたいと思ったら、

原典に当たってほしいと思います。

 

では、いきます。

 

①斎藤孝著 読書力

ツイッターでもオススメした一冊。

なぜ、読書をするべきか?読書をすればどんないいことがあるか?

というところから教えてくれる一冊です。

読むべき読書リストもついているので、

これからの読書の参考になるはずです。

 

読書力 (岩波新書)

読書力 (岩波新書)

 

 

②原田まりる著 ニーチェが京都にやってきて17歳のわたしに哲学のこと教えてくれた。

哲学をポップに学べる名著。

哲学というと、敷居が高いですが、

これを読めば、哲学に対するイメージがガラッと変わるに違いありませんし、

きっと哲学についてもっと知りたいと思うでしょう。

物語としても面白いので、スイスイ読めますよ。

 

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。

 

www.wakaba-nihongo-writer.net

 

③岩崎夏海著 もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら

何年か前にベストセラーになりましたね。

わたしは当時、ドラッガーもマネジメントも知りませんでした。

でも、この本が入り口となり「マネジメント」も読みました。

働く人にとって「マネジメント」はとても勉強になるいい本です。

なぜなら、経営者目線の考え方が身につくからです。

たとえ、労働者であっても、立場を変えて考える力が身につきます。

 

 

④蛇蔵&海野凪子著 日本人なら知っておきたい日本文学

これはすごく好きな一冊です。

わたしは外国語学部出身者ですので、

日本語教師ですが、日本文学、日本語学分野にちょっと疎いのです。

なので、こういう本があるとサクッと勉強できて助かります。

本当はじっくり源氏物語なども読みたいのですが、

そうもいきません。

大学生に戻れるなら、文学の世界にどっぷり浸かりたいですね。

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典

 

 

⑤吉野源三郎著 君たちはどう生きるか

漫画版が出て、昨年?ベストセラーになりましたね。

わたしも漫画版から読み、文庫本も読みました。

まさに「どう生きるか」を問う名著です。

けれど、この本は同時に「自分で考える」ことの大事さを

訴えてきます。

「どう生きるか」は「自分で考え」

そして、その上で、自らが「選びとるものである」 

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか

 

 それができるようになるためにも読書は不可欠です。

また、教師になるにはなおさらです。

 

「読書力」のなかで斎藤孝氏はこのように書いています。

読書は思考活動に置ける素地をつくるものだ。もちろん読書をしなくても考えることはできないわけではない。しかしそれは、四股を踏まない者が取る相撲のようにレベルの低いママに止まる。(P7)

 

というわけで、

読書が苦手な大学1年生がいたら、

夏休みまでにぜひこの5冊を読んでほしいなと思います。

 

では、また〜

 

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