平成最後のブログとなりました。
授業もないし、何を書こうかなと
特番をぼんやり眺めておりました。
こんにちは。
わかばです。
このブログは2014年に開設して、
本格的に描き始めたのは2015年です(たぶん)
なんどもやめたり、再開したりしながら、
今は「日本語教師ブログ」として、
毎日更新しています。
そんな当ブログで、
先日は皇后さまの以前のスピーチを紹介しました。
今日は天皇陛下の昨年の天皇誕生日のお言葉を紹介したいと思います。
昨年の天皇誕生日のお言葉といえば、
ご自身の人生を旅に例えられ、
涙声になられながら、皇后さまへの感謝を
述べられる場面が目に浮かびます。
もちろん、その部分も感動的なのですが、
それとは別に日本語教師として、
とても素晴らしいなと思うところがありますので、
今日はそこを紹介したいと思います。
今年,我が国から海外への移住が始まって150年を迎えました。この間,多くの日本人は,赴いた地の人々の助けを受けながら努力を重ね,その社会の一員として活躍するようになりました。こうした日系の人たちの努力を思いながら,各国を訪れた際には,できる限り会う機会を持ってきました。そして近年,多くの外国人が我が国で働くようになりました。私どもがフィリピンやベトナムを訪問した際も,将来日本で職業に就くことを目指してその準備に励んでいる人たちと会いました。日系の人たちが各国で助けを受けながら,それぞれの社会の一員として活躍していることに思いを致しつつ,各国から我が国に来て仕事をする人々を,社会の一員として私ども皆が温かく迎えることができるよう願っています。また,外国からの訪問者も年々増えています。この訪問者が我が国を自らの目で見て理解を深め,各国との親善友好関係が進むことを願っています。
(出典:天皇陛下お誕生日に際し(平成30年) - 宮内庁 )
日本から移民として海を渡った日本人も、
その国の社会の一員となっているのだから、
今、日本に働きに来る人たちのことも
社会の一員として、温かく受け入れましょう。
というお言葉です。
もちろん、それは簡単なことではありません。
だけど、お互いが共存できるようにという理想を持っていなければ、
そこに向かって努力することもできません。
こうやって、言葉にしてくださるだけで、
日々日本語教師として働くことのありがたさも感じます。
人と人の関係においても
国と国の関係においても
複雑さに耐えねばならないという皇后さまの言葉合わせて、
胸に刻んでおきたいなと思いました。
また、ツイートもしたけれど、
平成という時代の振り返りです。
平成の御代に、こどもだったわたしは、大人になり、母となり、
— わかば@日本語教師とライター (@saeriwakabaya78) 2019年4月30日
父を亡くした
令和の始まりは、まさしく中年、
いや壮年
人生の秋の始まり
令和の次の元号まで、生きていられるかどうかわからない
そういう心で令和を生きたいと思う
一日一日を大切に#平成最後の一日
今日はゆっくりと家族で晩御飯食べながら、
勉強もして、新しい時代を迎えたいと思います。
大掃除されている方もいて、
なんだか年末年始みたいな気分です。
では、また〜
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