日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

コミュニケーションで大事なのは聴くちからーイッテQを見て考えたことー

3月16日から1日も休まず更新しているこのブログですが、

昨日で連続更新50日目となりました!

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

こんばんは

わかばです

 

なんだか全くテレビを見ない日が続いていたのに、

GWでテレビを見る回数が増えました。

また、明後日から見ないようにします。

 

さて、いつも楽しみにしているイッテQ内のコーナー

「はじめてのおつかい」

英語の話せない出川哲郎さんが、

①タクシーに乗らない

②日本人に助けを求めない

というルールを守りながら、

出されたミッションに挑戦していくというものです。

 

それで、この番組も面白さは、

英語のわからない出川さんが、

日本語を必死に英語にして

(例えば、ぬいぐるみ→ふにゃふにゃベア

空母→スカイママ のように)

それをなんとか伝えようとするところの

ディスコミュニケーションにあります。

そして、持ち前のコミュニケーション力の高さで

相手になんとか伝えようとし、

相手もわかってくれてミッションを達成するところに

カタルシスを感じるコーナーだと思います。

 

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でも、なんで通じるのかなーって考えた時に

大事なのは伝える方ばかりに注目してしまうのですが、

実は伝えられるほうが重要だったりするのです。

今回は聴く方に注目してみた「はじめてのおつかい」の

感想について書きます。

 

相手の言っていることを聴く

アザラシというのを英語でなんというか?

というのを出川さんは街の人に質問していましたが、

ある男の人がなんどもなんども

わけのわからない英語の出川さんの話を

ご飯を食べながらじっくり聴いていました。

 

スタジオの宮川大輔さんも

「ご飯食べてる時にあんな人きたら、

あっちいけ!」ってなりますよね!」

と言っていました。

 

そうなんです。

うっとうしがらず、怪しまず、ただ、聴く。

まず、これがコミュニケーションのスタートだと思いました。

 

相手の言葉の強弱を聞き取る

これもスタジオで内村光良さんが言っていたことですが、

英語ができないと、質問しても、

その答えがわからないということがあります。

 

例えば、出川さんは「ダチョウ」という言葉の英語を知りたくて、

「ロングネック、トゥーフット、バード、ネイム、カモン」

「Ostrich」

と言われた時に、Ostrichを知らなければ、

それが正しいとわからないわけです。

それなのに、出川さんはなぜかわかってしまうのです。

 

それについて、出川さんは

「なんとなく、その言葉が強く言われるからわかる」

と言っていましたが、わかる気がしますねえ。

言葉の意味ってその言葉だけに宿るものではなく

音の強弱や相手の表情にもたくさん現れて来るものですからね。

 

あきらめないで試行錯誤する

これは出川さんにも街の人にも言えることですが、

途中であきらめないんです。

もちろん、あきらめている人もたくさんいて、

編集されていると思うのですが、

基本的に伝わる時は二人ともあきらめない。

一度でわかるわけはなく、

言い方を変えてみたり、

伝え方を変えてみたりする。

そうやって「こうかな?」「違うかな?」と

試行錯誤するところがいいですね。

聴いている街の人も、ただ聴いているだけじゃなくて、

「こういうことなの?」とか逆に質問するところも

いいなと思いました。

 

では、また〜

 

 

 

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