連休がやっと明けましたね。
おめでとうございます。
こんにちは。
わかばです。
今日はN2の文法の授業からスタートです!
なかなかヘヴィーですね。
ウォーミングアップもそこそこに、
連休前の復習からスタート。
すっかりお忘れの模様……。
ま、そりゃそうですよね。
テキストはいつものこちらです。
「〜はともかく」
テキストにはこのような説明があります。
「〜はともかく」は、「〜」については今は考えないで、他の点について言いたいとき使う。
私が導入で選んだ例文はこちら!
納豆は、匂いはともかく、美味しくて健康的な食べ物だ。
T:みなさん、納豆好きですか?
S1:…うーん、あまり好きではありません(って人が大半)
S2:私は好きです(クラスに一人くらいは好きだって人がいます)
T:お!私も好きです!どんなところが好きですか?
S2:えっと、美味しいです。それから、体にいいです。
S:(一同うなづく)
T:でも、嫌いな人はどうして嫌いなんですか?
S:臭いです!
T:そうですね。みんな匂いは好きじゃないですね。
でも、今は匂いのことを考えないで、いいところを話しましょう!
という時にこの表現を使います。
でも、匂いはともかく美味しくて健康的なんですよ。
じゃ、リピートしてください。
と、こんな流れでしょうかね。
そのほかにも、京都以外でどこに住みたいか聞き、
「北海道」という答えがあったので、
冬の寒さはともかく、北海道は夏、涼しくて綺麗なところです。
というのをやりました。
また、こんなやりとりも。
T:どんな仕事をしたいですか?
S1:好きな仕事がしたいです。
T:そうですよねえ。じゃ、給料は少なくてもいいですか。
S1:……。
T:好きな仕事でいい給料は難しいですよ。
S:(一同うなづく)
T:でも、好きな仕事がいいんですね。
S:…はい。
T:給料はともかく好きな仕事がしたいです。
という感じですかね。
AはともかくB
という表現では、AよりBが大事であるとか、
AはネガティブポイントでBはポジティブポイントだから、
今はBの方を強くいいたいという時に使うと思います。
「〜限り」
限りを使った表現は実にたくさんあるのですが、
今日は、その中の一つを取り上げます。
生きている限り、君を愛している。
の限りですね。
テキストの説明はこうです。
「〜限り…」は、「ここにいる限り、安全だ」のように、「〜の状態である(ここにいる)間は変わらない(安全だ)」と言いたい時使う。
これだけでは、わかったようなわからないような説明ですね。
今日の授業でも思ったのですが、
これの反対を示してあげるとうまく理解できる気がします。
大きなミスをしない限り、うまく行くよ
という文があったとしますね。
そういう時は「大きなミスをしたらどうなりますか」
と聞いてみましょう。
大きなミスをすれば、うまくいかない。
だけど、大きなミスをしない限り、うまくいく。
今のまま、頑張れ!ってことですよね。
あなたが仕事を見つけない限り、あなたとは結婚できない。
これを反対で言うと、
あなたが仕事を見つけたら、あなたと結婚できます。
でも今の状態が続いたら、結婚できないよ。
と言いたいときに使うということですね。
それでは、今日はこのへんで。
では、また〜。
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