日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

授業をするときに心がけている10のこと

【授業のこと】

 

みなさんが日本語の授業で普段、

気をつけていることはなんですか?

わたしにもいくつかあるものの、

実際に言語化したことがなかったので、

このさい、言語化してみたいしてみたいと思います。

 

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①はじめと終わりの挨拶はしっかり

最初に「こんにちは」と最後に「ありがとうございました」

「また明日」この3点セットは必ず言います。

以前、TVをみていたとき、ある大学の先生が、

「最近の学生は授業が終わったときに、

 ありがとうございますと言わないので、

 自分でいうようにしています」

と言っていたのを聞いてすごいなーと思ったので、

わたしもやってます。みんな「ありがとうございます」と

言ってくれます。

 

②出席とりつつ表情確認

 

出席はちゃんととります。

一つは遅刻確認のため。

とりあえず、名前を呼んだときに「はい」

と言えば、遅刻にはしません。

もう一つは、いつもと変わりないか

確認するためです。

 

③声は大きすぎず、小さすぎず

 

わたしはかなり声が大きく高いので、

キンキン声にならないように気をつけています。

たまに力が入りすぎると

「隣の部屋まで聞こえていましたよ」

ということもあります。

声はデカけりゃいいってもんじゃないので、

聞きやすい声を目指します。

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④スピードは緩急をつける

 

基本早口のわたしです。

「わかば先生は、喋るの早い」となんども言われました。

全体的なスピードを落とすつもりはありません。

でも、わかってほしいところは

かなりスピードを落とします。

緩急を意識しています。

 

⑤不機嫌にならない 怒らない

 

当たり前のことですが、

気をつけています。

どんなに理不尽なことをされても、

一応授業の中では怒りません。

授業の後でも、怒りたくはない。

話を聞くことが大事だと思っています。

 

⑥指名は順番に

 

わたし、誰をあてたか、すぐ忘れてしまうんです。

なので、指名はいつも端っこからスタートです。

途中、「次は誰ですか」と聞くこともあります

だいたい学生がきいていてくれるので、

「次は誰」という風に学習できます。

 

⑦スマホはOK

 

 基本的に調べ物で使うのでOK

ずっとみてるわけじゃなければ、

少しの間返信とかしていても

そんなことでは目くじらを立てません。

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⑧私語はダメだが、母語は使ってもOK

 

ある学生さんに

「前の学校では日本語以外は禁止だった。

 もっと厳しくしてほしい」

と言われたことがあります。

だけど、「日本語以外喋ってはいけない」

という雰囲気にしたからといって、

日本語力が伸びるとも思えないんですよねえ。

それよりも、なんでも話していい雰囲気にしたい。

というわけで、母語OKです。

でも母語による私語はダメです。

 

⑨聞く姿勢!誰かが話しているときはとにかく聴け

最近のわたしは本当に

聞く姿勢が大事ってことを痛感してます。

他人の言葉を聞くことなしに

自分の言葉は磨けないと思うんです。

プレゼンや発表をするときは、

スマホもみず、しっかりとメモをとりながら、

聞くように、口酸っぱく伝えています。

 

⑩授業はステージ別人格

こういうことです。

 

 

以上です。

皆さんも「これだけは!」って、

思ってることがあれば教えてください。

 

では、また〜