【授業のこと】
みなさんが日本語の授業で普段、
気をつけていることはなんですか?
わたしにもいくつかあるものの、
実際に言語化したことがなかったので、
このさい、言語化してみたいしてみたいと思います。
①はじめと終わりの挨拶はしっかり
最初に「こんにちは」と最後に「ありがとうございました」
「また明日」この3点セットは必ず言います。
以前、TVをみていたとき、ある大学の先生が、
「最近の学生は授業が終わったときに、
ありがとうございますと言わないので、
自分でいうようにしています」
と言っていたのを聞いてすごいなーと思ったので、
わたしもやってます。みんな「ありがとうございます」と
言ってくれます。
②出席とりつつ表情確認
出席はちゃんととります。
一つは遅刻確認のため。
とりあえず、名前を呼んだときに「はい」
と言えば、遅刻にはしません。
もう一つは、いつもと変わりないか
確認するためです。
③声は大きすぎず、小さすぎず
わたしはかなり声が大きく高いので、
キンキン声にならないように気をつけています。
たまに力が入りすぎると
「隣の部屋まで聞こえていましたよ」
ということもあります。
声はデカけりゃいいってもんじゃないので、
聞きやすい声を目指します。
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④スピードは緩急をつける
基本早口のわたしです。
「わかば先生は、喋るの早い」となんども言われました。
全体的なスピードを落とすつもりはありません。
でも、わかってほしいところは
かなりスピードを落とします。
緩急を意識しています。
⑤不機嫌にならない 怒らない
当たり前のことですが、
気をつけています。
どんなに理不尽なことをされても、
一応授業の中では怒りません。
授業の後でも、怒りたくはない。
話を聞くことが大事だと思っています。
⑥指名は順番に
わたし、誰をあてたか、すぐ忘れてしまうんです。
なので、指名はいつも端っこからスタートです。
途中、「次は誰ですか」と聞くこともあります
だいたい学生がきいていてくれるので、
「次は誰」という風に学習できます。
⑦スマホはOK
基本的に調べ物で使うのでOK
ずっとみてるわけじゃなければ、
少しの間返信とかしていても
そんなことでは目くじらを立てません。
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⑧私語はダメだが、母語は使ってもOK
ある学生さんに
「前の学校では日本語以外は禁止だった。
もっと厳しくしてほしい」
と言われたことがあります。
だけど、「日本語以外喋ってはいけない」
という雰囲気にしたからといって、
日本語力が伸びるとも思えないんですよねえ。
それよりも、なんでも話していい雰囲気にしたい。
というわけで、母語OKです。
でも母語による私語はダメです。
⑨聞く姿勢!誰かが話しているときはとにかく聴け
最近のわたしは本当に
聞く姿勢が大事ってことを痛感してます。
他人の言葉を聞くことなしに
自分の言葉は磨けないと思うんです。
プレゼンや発表をするときは、
スマホもみず、しっかりとメモをとりながら、
聞くように、口酸っぱく伝えています。
⑩授業はステージ別人格
こういうことです。
授業に入る前に
— わかば@日本語教師とライター (@saeriwakabaya78) 2019年6月4日
「これ、配布お願いします」
「◯◯のアナウンスして下さい」
と言われても
高い確率で忘れます
なぜなら授業はある意味
ステージだから
教室に入った瞬間、
スイッチが入るのです
そして事務所に戻ってきてから
思い出すのが
お決まりのパタアンです
以上です。
皆さんも「これだけは!」って、
思ってることがあれば教えてください。
では、また〜