よく日本事情とかで日本の歴史とかやらされませんか?
それってどうやってやるの?って疑問に思いませんか?
こんばんは
わかばです
わたしは歴史が大好きなので、
「喜んで!」とばかりに教えます。
だけどきっとそうでない先生たちも
いらっしゃると思うので、
今日は日本事情の歴史について書きます。
歴史は順を追うな!
よくやる間違い
よくやってしまう間違いが
縄文時代からやってしまうという間違い。
いや、いや、縄文時代や弥生時代なんて
やる必要ありません。
平安、鎌倉、室町もあんまり意味ないでしょうね。
学生さんのほうが詳しい
ゲームの影響などで戦国時代のことなんかは
学生さんのほうが詳しいこともあります。
以前教えた学生さんは片倉小十郎のファンでした。
誰ですか?って感じですよねえ。
でもまあ、授業でそういうのはシェアしてもらったほうがいいし、
先生も知らなければ「えー!知りませんでした。よく知っていますねえ」
って言ってあげたらいいと思います。
歴史を追うやり方の欠点
90分でやる場合、時間は限られていますよね。
しかも、歴史を追ってくると、
公教育と同じで近現代史ができないんです。
近現代史はややこしいですが、
こここそ、知ってほしいところですね。
色々と難しいところもありますけども。
歴史について、わたしの先輩が
こう教えてくれました。
日本の歴史の大転換期は終戦と明治維新。この二つのイベントで日本のシステムが変わっている。だから歴史はこの二つをおさえるべき
これはわたしもストンと腑に落ちました。
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歴史は遡れ!
というわけで、結論です。
気をつけるたったひとつのことというのは、
歴史は遡るということ。
日本が今のような状態になったのはいつから?
まず、学生さんに今の日本の状態について考えてもらいます。
T:今の日本のリーダーって誰ですか?
S:安倍さんです。
T:どうやって選びますか?
S:選挙です。
T:選挙は誰ができるの?
S:18歳以上の男女です
T:それっていつからですか?
というようにやりとりしながら、
今の日本のシステムについて話します。
軍隊ある?徴兵制?男女平等?とか
外国人はどのくらいいる?
お金はどうやって儲けるシステム?とかです。
敗戦というポイント
自衛隊っていうけど、なんで「自衛隊」っていうの?
っていうところから、日本国憲法の話になるだろうし、
日本国憲法ができたのは敗戦があったからというふうに
遡っていけます。
また、タイムリーな話では退位した上皇陛下が
「象徴としての天皇の役割」を考え続けてこられたことから、
その「象徴」とは何か?となるとまた「憲法」に行き着く。
じゃ、敗戦の前はどうだったのか?ということになりますよね。
そういうふうにして戦前と戦後の変化を考えてみる。
維新というポイント
じゃあ、その前は?っていう話なのですが、
わたしは京都の学校で教えています。
京都御所は京都市民の憩いの場ですから、
学生さんたちはよく知っています。
それで東京の皇居を見せます。
現在の天皇の住まいである
皇居には堀がありますよね。
でも、以前の天皇の住まいである京都御所に堀はない。
なぜか?
ということを考えても面白いです。
今まで3回くらい聞いたことがありますが、
すぐにわかる人はほとんどいませんでした。
ご参考までに。
では、また〜。