日本語教師わかばの教え方がうまくなるブログ

日本語教師わかばのことばにまつわるあれこれ。ライターもやってます。旅行と映画と本が好き。

友達みたいな教師でもいいじゃない?!

養成講座で教え始めて1ヶ月経ちました。

主に実習を担当しているのですが、

そんな実習の時間のある日のことです。

 

大学生の受講生の方に、

アルバイトで来てもらっている

留学生が「先生は友達みたいです」

と言っていたのをみて、ふと思い出したことがありました。

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新人の頃、

「友達になってはいけない」

「舐められてはいけない」

と自分を大きく見せようとしていたことを。

 

そして最近、若い先生が同じような注意をされていたことを。

 

友達みたいな教師で何がいけない?

 

それに対する私の答えはこうです。

 

友達でいられるのも数年です

そんなことすぐに言われなくなります

 

私も見た目が童顔なので、

実年齢よりも若くみられました。(過去形)

 

それもあってか「先生は友達みたい」と言われたことは

なんどもあります。

 

それはなんの褒め言葉でもありませんし、

40をまわった今はそんなことほとんど言われません。

 

ほんの数年だから、そのアドバンテージを生かして、

自分なりの授業を展開すればいいと思います。

 

ただし、ずっとそのままではいけない。

 

 

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 一流は学び続ける

 

経験年数を経るごとに、

年齢を重ねるごとに、

知識と経験の重みを出していかないといけないのです。

 

そして、それはただ同じ授業を繰り返していただけ(再放送)では、

身につかないのです。

 

先日、あるライターの方がおっしゃっていました。

一流は学び続ける」と。

 

本を読んだり勉強会に参加したりして、

自分を磨いていたら、

5年もすれば、「友達だ」なんて言われなくなると思います。

 

 

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等身大の自分でいよう

 

それに、無理して大きくみせたり、

誰かに言われて、学生を叱ったりするのは、

なんだか痛々しいからやめたほうがいいと思います。

 

「きつく言ってください」とか

「叱ってください」とか言われても、

「遅刻しないでくださいね」と普通のトーンで

いえばいいと思います。

 

叱れば人が変わると信じているのは

教師としての怠慢と言っていいです。

 

それに、叱られたからと言って、

学生の態度が変わることは

まずありません。

 

そして、人を変えることはできない、と悟ること。

それも大事です。

 

まとめ

まとめると、こういうことです。

 

・友達教師で構わない。期間限定だから

・でも、ずっとそのままではいけない。勉強しよう

・人を変えることはできないから、大きく見せなくてもいい。

 

では、また〜