言葉だけじゃたりない?!

日本語教師わかばの綴る日常のあれこれ。映画や本について書くことが多いです。たまに旅行記やアウトドアも。

映画No85【関ヶ原】観た後に、原作を読みたくなる映画ナンバーワン

映画を観た後に、

原作を読みたくなるのはよくあることだけど、

「関ヶ原」に関してはその欲求が、

尋常じゃなかった……。

 

こんばんは。

わかばです。

 

関ヶ原(2017/日本)

www.youtube.com

https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/c/p/0b/f4/359429_001.jpg

原作:司馬遼太郎「関ヶ原」

監督:原田眞人

主演:岡田准一

あらすじ:

 豊臣秀吉の死後、豊臣家への忠義を貫く石田三成(岡田准一)は、天下取りの野望に燃える徳川家康(役所広司)と対立を深めていく。そして1600年10月21日、長きにわたった戦国時代に終止符を打った歴史的合戦「関ヶ原の戦い」は、早々に決着がついた。有利と思われた三成率いる西軍は、なぜ家康率いる東軍に敗れたのか……?

(Yahoo映画より)

 

以下、ネタバレ、感想があります 

 

わかりにくさの原因は?

よく行っている映画館で、

関ヶ原がラストの週を迎えたことを知り、

「へー!まだやってたんか!」

と驚き、レビューを書いていないことにも

思い至ったので、今更感満載ですが、

書いておきます。

 

わたしがこの映画を観たのは9月9日、

仕事のあとに観に行きました。

ちなみに、その時点で原作は読んでいませんでした。

わたしは一応、歴史好き。

戦国時代についての知識はアラフォー女子では

偏差値58くらいはあると自負しています。

それでも、「?????」なところが多く、

それゆえ、一刻も早く原作を読みたい!!

となりました。

これは、数々のレビューで書かれているように、

歴史を知らない人には厳しい映画です。

その上、そういう演出なのか

セリフぼそぼそと何を言っているのか、

非常に聞き取りにくかったうえに

使っている言葉もムズカシイ言葉が多かったんですよね。

たとえば、秀吉の臨終のシーン。

石田三成は「この石田三成がある限り、

ゆめゆめ家康に大金を盗まれたりはいたしませぬ。」

だと思っていたけど、大権だったとか。

「豊臣の天下」でよくない??

 

原作との違いは?

映画では、そのキャストを観てもわかるように、

岡田准一演じる石田三成はストイックなほどに

義を貫き通す武将、として描かれていますが、

原作では、それに加えて、己の正しさを信じるあまり、

他人の気持ちを察することができず、

不用意な、または心無い言葉を発することによって、

味方を減らしていったというように書かれていました。

ヒロインとして映画に登場する初芽は

伊賀者として描かれますが、

原作では伊賀ものではありません。

また、小早川秀秋にしても、

なぜ、東出昌大が演じているのか、

ちょっと理解できませんでした。

石田三成を裏切ったのは、

どうしようもなかった……という感じでしたが、

原作では、頃合いを見計らって、

普通に裏切ってます。

 

愛と野望とは?

予告編では、「愛と野望、激突!」ってなってますが、

愛ってなんなん?

石田三成のこと?初芽のこと?

野望ってなんなん?

徳川家康のこと?

義とか、正義とかの言葉がいっぱい出てきますが、

そんなものは見方を変えるだけで、

その姿がどんなふうにも変わるっていうことを

描くのが小説や映画なのであって、

ただ、石田三成から見た関ヶ原を描いてみても、

「なんだかなあ」という気持ちに

ならざるをえません。

石田三成アゲをするなら、

この動画で十分だし(だいすき)。


石田三成CM<第一弾>

 みどころは?

そうはいっても、大作。

合戦シーンは相当、迫力があります。

これだけの数のエキストラを集めて、

甲冑着せて、武器持たせて……って

すごいよなぁって思います。

そして、戦国時代感はどんなドラマや

映画よりもあります。

大河ドラマで観るような戦国女性とは違い

この映画の淀殿やおね様(ちょっとしかでてこないけど)

はまゆげがなく、おはぐろをしています。

……でも、そういうのってやっぱり

ストーリーありきでいきてくるものだと思うので、

もうちょっとわかりやすい脚本にしてほしかったなって

思います。

 

原作本、ぜひ読んでみて下さい。

 

関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)

関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)

 

 

 

関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)

関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)

 

 

 

関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)

関ヶ原〈下〉 (新潮文庫)

 

 

では、また~。

 

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