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映画No65【湯を沸かすほどの熱い愛】愛は自分から差し出すもの。そうすれば帰ってくるもの。

ブログのアクセスというかPVが、

いまいち伸びないのが悩みの種です。

好きなように書いてるので、

しゃーないかもしれません。

 

こんばんは。

わかばです。

 

湯を沸かすほどの熱い愛(2016/日本)

最近、なぜか日本映画ばかり見ている気がする。

 この映画、「余命2か月」がどうのとかなので、

お涙ちょうだいものなのかなと勝手に思って、

もうDVDでいいかなぁと思ってたんですが、

なんとなく宮沢りえっていうのが気になって、

劇場に足を運んでみました。

 

結論から言えば、行って良かった~なんですけどね。

 


宮沢りえ主演 映画『湯を沸かすほどの熱い愛』予告編

監督:中野量太

主演:宮沢りえ

あらすじ:

1年前、あるじの一浩(オダギリジョー)が家を出て行って以来銭湯・幸の湯は閉まったままだったが、双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)母娘は二人で頑張ってきた。だがある日、いつも元気な双葉がパート先で急に倒れ、精密検査の結果末期ガンを告知される。気丈な彼女は残された時間を使い、生きているうちにやるべきことを着実にやり遂げようとする。

(Yahoo映画より)

 

監督、京都出身なんですねー。

知らなかった。

「チチを撮りに」の監督さん。

「チチを撮りに」見てないな、観てみよー。

 


映画『チチを撮りに』予告編

チチを撮りに [DVD]

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 宮沢りえの迫力を見よ!

主演は宮沢りえ。

いやぁー、すごかったです。宮沢りえ。女優魂。

痩せてて、ほとんどすっぴんでアップになった時とかは、

「あ、老けたなぁ」って思ったけど、

でも、だんだん弱っていく様子が、

本当にガンの患者みたいで、すごかったです。

もー、「宮沢りえ、すごいわ」としか、

言葉がでてきません。

 

https://iwiz-movies.c.yimg.jp/c/movies/pict/c/p/d1/06/356327_001.jpg

 あと、杉咲花ちゃんもよかったです。

クックドゥーのCMでぐっさんと

回鍋肉食べてるインパクトが強くて

「あ、回鍋肉の子・・・」って思っちゃいました。

彼女は声がいいですねぇ・・・

あのくぐもったような声。

 

えっと、それから、松阪桃李も良かったー。

彼は見れば見るほど味がでる役者さんじゃないですか?

初めて見た時は、「ふうん、だれ?」って感じだったけど、

ドラマにせよ、映画にせよ、いろんな役やってて、

いつもハマってる感じでいいです!今回も脇役だったけど、

良かったです!はい!

もっかい「ゆとりですがなにか」を見たくなったよ!

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いじめ克服のシーンはすごい!

予告編見てもわかると思うけど、

娘の安澄ちゃんが、高校でひどいいじめに遭います。

そんで、「学校いきたくない」とかいうんだけど、

お母ちゃん、許してくれないんです。

「立ち向かう勇気を持て」とか言うんです。

え?そんなこといっちゃっていいの?

「逃げてもいいよ」っていうんじゃないの?

って思いましたけど、でもね、なんとか立ち向かって、

自力でかいけつしちゃうんですよね。

まぁ、逃げるのは、立ち向かってからでもいいんだし。

 

抱きしめて愛を伝える!

あと、松阪桃李演じるフラフラしてる旅人の、

タクミくんを抱きしめるシーンも良かった。

男と女じゃまったくなくて、

どこからどうみてもおかあさんとこどもなの。

そんときのタクミくんは恥ずかしさのあまり、

両手をどこにもっていったらいいかわからなくて、

手がペンギンみたいになってて、

本当にこまかい演技やけど、

そういうところがリアルで笑えました!

さすが、松阪桃李さんです!

タクミくんはお母ちゃんに愛をもらって、

フラフラすんのやめて、自分の道をみつけます。

 

愛は自分から差し出すもの

おかあちゃんの育った家庭も複雑で、

じつはおかあちゃんもおかあちゃんに

十分な愛を注いでもらったとはいえない女性。

この映画で一番ふるえるメッセージは、

愛は自分から差し出すものだっていうこと。

たとえ、自分が誰かの愛を受け取れなかったとても、

自分のすべてをかけて、人を愛する。

行動にうつす。そうすれば、愛は自分のもとに

戻ってくるんだ・・・。

そんなことを感じた映画でした。

 

お風呂はいりたい・・・。

では、また~

 

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